冬に近づき、今年もインフルエンザが流行するシーズンになりました。

インフルエンザのワクチンに摂取に関しては専門家でも良し悪しの意見が分かれている現状にあります。

しかし、WHOは『感染予防の効果は期待できないが、発症や重症化を抑える効果はある。』と述べています。

そのため、基礎疾患がある方や御高齢の方など重症化するリスクが高い人のワクチン接種は重要であることが分かります。

今回はインフルエンザワクチンの現状、ワクチンの効果、ワクチン以外のインフルエンザの予防方法について紹介します。

あなたもインフルエンザの基礎知識を得た上で、ワクチンを接種するかしないかを判断するようにしましょう。


インフルエンザのワクチンに危険信号が点滅!?

インフルエンザワクチン免疫力感染

『インフルエンザのワクチンに危険信号が点滅しています。』

その理由には2つあります。

一つ目は、ワクチンなどの研究開発を行っている化学及血清療法研究所の不正製造が発覚し出荷停止したことにあります。

ワクチン不足を懸念した厚生労働省は、インフルエンザが流行する前の10月に出荷停止を解きました。

しかし、化血研は40年間も国の承認と異なる製造方法でワクチンを作っていたことを隠蔽してきたことになります。

重大な副作用の報告がないとはいえ、許しがたい行為です。

国立感染症研究所によると、国家の検定にも合格しているので、出荷停止が解除されたそうです。

 

二つ目は、昨冬に予防接種をした人が、軒並みインフルエンザに罹ったことにあります。

前シーズンは3月頃にも再流行しました。接種しても効果なし、3000円も払ったのに医者通いとぼやいたものです。

 

厚生省HP『ワクチンの効果』について

インフルエンザワクチン免疫力感染

厚労省のホームページを見ると、

  • 感染について『ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません』
  • 発症については『抑える効果が一定程度認められています』
  • 重症化については『特に基礎疾患のある方や御高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。ワクチンの最も大きな効果は、この重症化を予防する効果です』

 

とされています。

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ウイルスの遺伝子が異変!?ワクチン効果が低下するって本当!?

インフルエンザワクチン免疫力感染

国立感染症研究所の小田切孝人センター長が、

今シーズンは『ウイルスの遺伝子の変異』により、ワクチン効果が低下し、約6割が効きにくくなっていたと発表をしました。

同センターでは毎年、インフルエンザのワクチンの調査を行っています。

前シーズンに流行したA香港型ウイルス80株について、ワクチンが体内での増殖を抑制できるか分析しました。

その分析によると、64%にあたる51株がウイルスの増殖を一定の基準以上防ぐことができませんでした。

そのため、『ワクチン効果が低下していると考えられる』と判定しました。

 

ワクチンの予防効果とは

インフルエンザワクチン免疫力感染

東京都内で内科医を開業する医師は、ワクチンそのものに疑問を投げかけています。

「世界保健機関(WHO)のホームページを見ても、

インフルエンザワクチンについて『感染予防の効果は期待できない』と認めています。

そもそも、インフルエンザはA香港型、Aソ連型、B型などと分類します。

しかし、同じ型であってもウイルスは細かく変異を続けています。

そのため、ぴったりと当てはまる型のウイルスを事前につくり出すことは事実上不可能であると思います。」

と述べています。

実際にホームページや公式見解を調べてみました。

WHOの見解としては、感染予防の効果は期待できないが、発症や重症化を抑える効果はあるとの表現がありました。

ちなみに、その発症予防効果は、老人で40~45%、乳幼児で20~50%、成人では20~30%と記載されています。

 

期待の4価ワクチンはインフルエンザに効果を示すのか

インフルエンザワクチン免疫力感染

厚労省は今シーズン、A型2株(A/カリフォルニア、A/スイス)、B型2株(B/プーケット山形系統、B/テキサスビクトリア系統)を取り入れた4価(4種混合)のインフルエンザワクチンを選定しました。

これまでと比べB型が1株増えたことで、昨年より概ね500円ほど費用は値上がりしました。

インフルエンザワクチンの効力は、接種の2~4週間後から約5カ月続きます。

今から打てば、来年前半のインフルエンザを防げるかもしれないです。

もしかかっても、重症化を避けることができます。ただし、これも4種のインフルエンザに対してのみ有効です。

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ワクチン反対派から学ぶインフルエンザ予防のイロハ

インフルエンザワクチン免疫力感染

化血研の偽造問題といい、“効かなかった”ワクチンといい、疑心暗鬼になることばかりですね。

そのせいか、この冬は予防接種をしないと決めてかかった人も大勢います。

アンチ・ワクチン派が教えてくれた自衛策は、手洗い、うがいのほか、『免疫力をつける』ことです。

そのためには、質の良い睡眠をとり、偏食をせず、適度に運動をしてストレスをためない事が大切とされています。

ワクチンを接種しようがしまいが、いずれにしても免疫力の低下を招く生活習慣はあらためるべきですね。

 

インフルエンザの予防で最も効果的な方法は?

インフルエンザワクチン免疫力感染

手洗いが最高の予防法

 

病気を引き起こす感染症の多くは、手を介して体内に侵入することが多いと言われています。

人は日常無意識に手を鼻や口の周りに持っていく癖があります。

手を使うことは生活の中心であるため、ドアノブや電車のつり革など、様々な場所にウイルスが付着しています。

そういった場所を触った手で、自分の眼や鼻、口を触ったり、食事をしたりすることで、ウイルスが体内に侵入してくるのです。

このような状況では、手にウイルスが付着することを未然に防ぐことは困難ですね。

そのため、ウイルスなどの感染症から身を守るためには、手からの侵入を遮断する手洗いがとても大切になるのです。

手洗いは、帰宅時や食事前だけでなく、電車のつり革や共有のパソコン、トイレのドアや会社の入り口など、不特定多数の人が触るようなものに触れた後にも可能な限り行うことが大切』です。

少し神経質に思われるかもしれませんが、インフルエンザなどの感染予防のためには、頻繁に手洗いを行うことが一番の予防法とも言える』のです。

アルコール手指消毒剤をうまく活用しよう!

 

一番の予防法とも言える手洗いで最も大切なのは、できるかぎり頻繁に行うことです。
でも、手洗いをしたいけれど、頻繁にすることができない場面もあります。

また、子供の場合だと、きちんと手洗いができなかったすることもあるでしょう。

そういったときに、『アルコール手指消毒剤を活用』することで、ウイルスや細菌に対しても消毒効果をすばやく発揮してくれるので予防対策の心強い味方になってくれます。

免疫力の維持も効果的な予防法!

 

免疫とは、簡単に言えば、体を守る防御システムのことです。
人間の身体には、細菌やウイルスが体内に侵入したら、それを攻撃して死滅させ、体外に排出する免疫システムが働いています。

この免疫力を維持することは、普段の日常生活からはじまります。

しっかりとした睡眠や規則正しい生活スタイル、バランスの取れた食事などを意識して継続することがインフルエンザの予防として有効です。

水分補給に緑茶を飲む!

 

『緑茶に含まれるカテキンには、ウイルスを撃退する効果がある』とされています。
ある臨床研究では、緑茶に風邪菌の増殖を防ぐ作用があることも立証されています。

これは、緑茶が免疫力を強くする調節性T細胞の数を増やしてくれるためとされています。

現在の科学で、改めてその効能が見直されいる緑茶は、医者の中でも定期的に摂取する人が増えているそうです。

普段の水分補給時にも、意識的に緑茶を飲むようにすることでインフルエンザ予防に繋がる可能性が期待できます。

 
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まとめ

インフルエンザワクチン免疫力感染

今回はインフルエンザワクチンの現状、ワクチンの効果、ワクチン以外のインフルエンザの予防方法について紹介しました。

ウイルスの遺伝子の変異により、ワクチン効果が低下している現状にありますが、

ワクチンの効果が全くないわけではありません。

基礎疾患がある人、高齢者にとってワクチン接種は重症化をおさえる点で重要であると考えられています。

ワクチンを接種しようがしまいが、『免疫力の低下を招く生活習慣は改善が必要』です。

ウイルスなどの感染症から身を守るためには、手からの侵入を遮断する手洗いがとても大切です。

感染予防のためには、頻繁に手洗いを行いましょう。

また、しっかりとした睡眠や規則正しい生活スタイル、バランスの取れた食事などを意識して継続しましょう。