本当はどのくらい!?インフルエンザワクチンの効果と回数・費用・副作用

: インフルエンザインフルエンザワクチンワクチン合併症遺伝子変異

毎年冬になると猛威を振るう『インフルエンザ』。

40度近い高熱で苦しんだり、仕事や学校を休んだりするのはできる限り避けたいところですね。

そんなときに重要なのが、『インフルエンザワクチンの予防接種』です。

ワクチン接種により基礎疾患のある人や高齢者の肺炎による合併症、小児の脳症の重症化を予防する効果があります。

ワクチン接種をしても、ウイルスが突然変異すると効果が期待できない場合もあります。

しかし、感染や発症は防げなくても重症化や合併症の発生は防ぐことは実証されています。

インフルエンザで苦しまないためにぜひワクチンを接種しましょう。

今回はインフルエンザワクチンの効果や副作用、予防接種前後の注意点をご紹介します。


インフルエンザの感染経路はどこから?

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インフルエンザウイルスが口や鼻から体内に侵入します。

体に入ったウイルスが細胞に侵入し、増殖します。

 

インフルエンザ発症まで

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ウイルスが増殖すると、数日の潜伏期間をへて、発熱やのどの痛みなどのインフルエンザの症状が起こります。

インフルエンザワクチンを接種してから効果が現れるまでには、『およそ2週間かかる』と言われています。

効果は5ヶ月ほど続きますので、流行期に入る前に、接種しておくことをおすすめします。

 

インフルエンザワクチンの効果

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厚生労働省によれば、ワクチンは『ウイルスによる感染や発症を抑えることができる』一定の効果が認められています。

特に基礎疾患のある人や高齢者の肺炎による合併症、小児の脳症の重症化を予防する効果があるとしています。

特に、65歳以上の健常な高齢者の約45%の発病を緩和し、約80%の死亡を阻止するのに有効です。

  • 0~15歳では1回の接種で68%、2回の接種で85%。
  • 16~64歳では1回の接種で55%、2回の接種で82%

の発症を予防すると言われています。

 

インフルエンザワクチンが効きにくいのはどんな時?

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ワクチンは、その年の冬に流行すると予測される型に基づいて製造されるので、予測がはずれると効果が薄れます。

また、たとえワクチン接種をしても、

  • ウイルスが突然変異を起こした場合
  • ウイルスが侵入する鼻腔内粘膜や上気道の抗体が弱い場合

その効果が期待できない場合もあります。

しかし、ここ数年の予測精度が上がり、『感染や発症は防げなくても重症化や合併症の発生は防ぐことは実証され』、その効果は概ね70%まで高まっています。

 

日本で用いられるワクチンの製造方法とは

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現在、日本で用いられるワクチンは、ウイルスを発育鶏卵に接種します。

その後、増殖したウイルスからHA(赤血球凝集素)だけを取り出して製造する『不活化HAワクチン』です。

免疫を作るための必要成分だけを抽出する不活化HAワクチンは、ウイルスの病原性が失われています。

不活化HAワクチンを摂取することでインフルエンザの発症を抑制することができます。

また、不活化HAワクチンは、毎年、ウイルス流行の型を6月頃に予測したうえで、約6ヶ月かけて製造されます。

  1. ウイルス粒子をエーテルで処理し、発熱物質などになる脂質成分を取り除きます。
  2. 次に免疫に必要な粒子表面のHAを含む成分を密度勾配遠沈法によって回収します。

密度勾配遠心法とは、粒子の大きさや密度に大差がないために、HAを含む成分を効率よく回収することができます。

 

ワクチン接種率が低下しているって本当!?

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日本のインフルエンザは例年12月~3月頃に流行し、『1月~2月頃がピーク』です。

ワクチン接種の効果が出るまでに『2週間程度かかる』ので、早めにワクチン接種を終えたいものですね。

ワクチン接種の効果については様々な議論がありますね。

日本では1994年に定期予防接種から除外されて以来、接種率は低下しています。

日本のインフルエンザワクチンは、定期予防接種二類に分類されています。

  • 65歳以上の高齢者
  • 60〜65歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能に障害がある人
  • ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害がある人

は、本人の希望があれば接種することができます。

その他の年齢は、任意接種です。

今シーズンのワクチンの供給量は、平成26年6月末日現在、約6844万回分を供給予定です。

最近の実績から判断すると、供給量は十分と見込まれています。

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年齢によるインフルエンザワクチンの接種量と接種回数について

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年齢によって接種量と接種回数は、以下の3つの区分に決められています。

  1. 6カ月以上・3歳未満の人=1回につき0.25ml/2回接種
  2. 3歳以上・13歳未満の人=1回につき0.5ml/2回接種
  3. 13歳以上の人=1回につき0.5ml/1回接種

接種を受けるときは、各市町村、医療機関、かかりつけの病院などで予約をしてから受診することになります。

 

インフルエンザワクチンの費用について

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ワクチン接種は、原則的に『全額自己負担』です。

費用は医療機関によって異なりますが、1回当たり約3000~4000円が目安です。

予防接種法に基づく定期接種の対象者は、市町村の公費負担があります。

 

インフルエンザワクチンの副反応の可能性は?

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ワクチンは免疫をつけるために接種するものですが、免疫がつく以外の反応(副反応・副作用)を起こすことがあります。

しかし、インフルエンザの副反応は一般的に軽微な症状です。

 

接種した場所に起こる副反応

 

接種を受けた人の10~20%の人は、『注射をした箇所が赤くなる、腫れる、硬くなる、熱を持つ、痛くなる』ことがあります。

これらの症状は通常2、3日で消失します。

 

全身の副反応

 

接種を受けた人の5~10%の人に『発熱、頭痛、嘔吐、下痢、倦怠感、めまい』などの症状が起こることもあります。

これも通常は2、3日でなくなります。

 

重篤な副反応

 

さらに、非常にまれな副反応として以下のような症状が起こることがあります。

  1. アナフィラキシー症状
  2. 急性散在性脳脊髄炎
  3. ギランバレー症候群
  4. 肝機能障害、黄疸
  5. ぜんそく発作

アナフィラキシー症状

 

『非常に強いアレルギー反応』です。

アレルギーの原因となるアレルゲンに対して、強い反応が起こることで全身にアレルギー症状が現れます。

のどの腫れによって気道がつまることや、血圧が低下することによって、短時間で命に関わる危険な状態になることもあります。

 

急性散在性脳脊髄炎

脊髄を中心とする中枢神経に炎症が起き、呼吸困難などの重体になることがあります。

 

ギランバレー症候群

『自己免疫異常(アレルギー疾患)の一つ』で急性多発性神経炎ともいいます。

末梢神経が短時間で麻痺することで現れる症状ですが、本来は治りやすい病気です。

発病の前に、風邪の症状や下痢などの感染症にかかっていることが多いため、これらの抗体に関係していると考えられます。

足が重い、しびれるという初期症状が現れ、数日のうちに手足が動かなくなります。

重篤な場合は、呼吸筋の麻痺、脳神経の麻痺、顔面神経麻痺などの症状が現れることもあります。

 

肝機能障害、黄疸

肝機能障害は、肝臓が正常に機能しなくなる状態です。

肝機能障害を放置すると、肝炎や肝硬変、肝臓がんなどになる恐れがあります。

黄疸は主に肝機能障害によって起こります。

全身、特に皮膚や白目の部分などが黄色味を帯びてくる症状が現れます。

 

ぜんそく発作

ぜんそくになると息をするときにゼーゼーと音がしたり、咳や痰、呼吸困難の症状が現れたりします。

ぜんそく発作では、呼吸困難に陥り、話すことや歩くことが難しくなり、酸素の欠乏により唇や爪が青くなることもあります。

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予防接種を受けることができない人6つのパターン

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以下の人はインフルエンザの予防接種を受けることができないので、該当しないか確認するようにしましょう。

  1. 明らかに発熱のある人(37.5℃を超える場合)
  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  3. 過去に予防接種を受けてアナフィラキシーショックを起こしたことがある人。
  4. または、医薬品投与を受け、アナフィラキシーを引き起こしたことがある人
  5. その他、医師の診察で予防接種を受けることが不適当であると判断された人
  6. 予防接種の前に医師に相談する必要がある人

 

また、以下に該当する人は予防接種を受ける前に医師に相談しましょう。

  • 心臓病や腎臓病、肝臓病、血液などの病気がある人
  • 発育が遅く、医師や保健師の指導を受けている人
  • 風邪の引き始めの症状のある人
  • 過去に予防接種後2日以内に、発熱や発しん、じんましんなどのアレルギー反応が出たことのある人。
  • 薬の投与や鶏卵、鶏肉などの食事で、皮膚の発しんや体の異常を感じたことがある人
  • いままでに痙攣を起こしたことがある人
  • 過去に本人もしくは近親者で免疫状態の異常を指摘されたことがある人
  • 妊婦、もしくは妊娠の可能性のある人
  • 気管支ぜんそくのある人

 

予防接種後の注意点

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予防接種を受けた後の30分程度は、医師とすぐに連絡をとれるようにしておく必要があります。

急な副反応が起こる危険性があるためです。

入浴は差し支えありません。

ただし、注射した部位をこするのは控えましょう。

接種当日は接種部位を清潔に保ち、いつも通りの生活をしましょう。

しかし、激しい運動や大量の飲酒は控えましょう。

インフルエンザの副反応の多くは『接種後24時間以内』に現れます。

万が一高熱や痙攣などの異常な症状が現れた場合は、速やかに医師の診断を受けてください。

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まとめ

 : インフルエンザインフルエンザワクチンワクチン合併症遺伝子変異

今回は『インフルエンザワクチンの効果や副作用、予防接種前後の注意点』をご紹介しました。

ワクチンを摂取することでウイルスによる感染や発症を抑えることができるなど一定の効果が認められています。

インフルエンザで苦しむ日々を過ごさないためにも、ぜひワクチンを接種しましょう。

ワクチンによる副作用についても詳しくまとめたので是非参考にしてみて下さいね。

 

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1 個のコメント

  • あっぽうぺん より:

    インフルエンザはよく冬に流行するので、ニュースでこの寒い時期に聞くことが多いですね。学校閉鎖を耳にします。子供から大人まで気を付けたいですね。

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