一日ひとかけのチョコが、あなたの健康を守ります。

チョコに含まれている成分が、心臓疾患や脳卒中の予防にも一役買います。

結構なことですね、普段から心臓疾患や脳卒中などの恐怖に駆られている中高年には嬉しい話です。

どんな具合なのか、チョコの持つ効果など見てみたいと思います。


チョコレートの健康的な食し方?

『チョコ 心疾患 脳卒中』

街のあちこちのショーウインドウに、おいしそうなチョコレートが並ぶ『バレンタインデー』の季節になりました。
しかし中にはもらっても

  • 甘すぎる
  • 太るから
  • 肌が荒れる

と、あまり手をつけない人がいるかもしれません。
だが待ってください。

チョコレートの原料であるカカオは、古代の王族たちの間で不老長寿の万能薬として珍重されてきた歴史があります。

そして近年の科学に基づく調査や研究から、その健康効果に改めて注目が集まっています。

 

嗜好品だけでなく、栄養の面からもさまざまな効能をもつ食品として注目されています。

  • 疲労回復
  • エネルギー源

として用いられてきました。

カカオに含まれる成分の研究が進み、

  • 抗酸化力のあるポリフェノール
  • その他の成分などの優れた生理機能

が明らかにされ健康に役立つことが分かってきています。

そして、チョコレートには、

  • タンパク質
  • 脂質
  • 糖質
  • 食物繊維
  • ミネラル類
  • カカオポリフェノール
  • テオブロミン

などが含まれています。

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6gのチョコが血圧を下げる!?

『チョコ 心疾患 脳卒中』

特に期待値が高いのが、原料のカカオに含まれる『カカオポリフェノール』です。

ポリフェノールといえば、がんや動脈硬化などの病気を引き起こす活性酸素の働きを抑える物質です。

赤ワインに豊富なことはよく知られているが、チョコレートにはそれよりもはるかに多量のポリフェノールが含まれているのです。

健康効果のひとつとして最も注目を集めているのは、チョコレートの血圧降下作用です。

海外で多くの疫学調査や臨床研究が行われており、『チョコレートを食べると血圧が下がる』と結論づけた論文は約150もあります。

 

チョコレートの健康成分を研究検証

ドイツの大学が行った研究では、血圧が高めの男女44人を2群に分け、

  • 1日6.3gのダークチョコレート(カカオ分70~90%で乳脂肪分や糖分が少ないもの)
  • ポリフェノールを含まない同量のホワイトチョコレートを18週間食べてもらいました。

すると、

  • ホワイトチョコレート摂取群はほぼ変化がなかった
  • ダークチョコレート摂取群は血圧の有意な低下が見られました

血圧低下の幅は平均で

  • 最大血圧が2.9㎜Hg
  • 最小血圧が1.9㎜Hg

になりました。

  • 体重
  • コレステロール
  • 血糖値

などには変化がなかったという報告がありました。

 

ダークチョコレートによる血圧降下そのものは大きくはないが、平均値として上の血圧が2㎜Hg下がれば、

  • 脳卒中にかかるリスク約6%
  • 虚血性心疾患は約5%

下がると言われます。

その意味で、この結果は注目に値するものです。

しかも量は1日にわずか6.3gです。

板チョコひとかけ強の大きさで、熱量も30kcalにしかならないのです。

 

【カカオポリフェノール】生活習慣病に一役?

そして、生活習慣病

  • 糖尿病
  • 脳卒中
  • 心臓病
  • 脂質異常症
  • 高血圧
  • 肥満

の改善などの健康効果を期待するには、1日に200~500mgぐらいのカカオポリフェノールを、毎日、何回かに分けて摂取することをおすすめします。

チョコレートとココアではそれぞれポリフェノールの量が異なりますので、できれば含有量をみて摂取量を考えるとよいでしょう。

では、1日にどれくらい食べてよいのかというと、厚生労働省・農林水産省による『食事バランスガイド』には、

『菓子・嗜好食品は一日に200kca』

を目安とするとあります。

これは1日に食べるいろいろな菓子・嗜好品の総カロリーのことです。

板チョコレートですと、約35gが200kcalに相当しますが、その日の

  • 食事
  • 年齢
  • 体格

によっても変わるものですから、この量はあくまでも目安です。

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ストレス耐性・血管強化

『チョコ 心疾患 脳卒中』

血圧降下を促すのは、カカオポリフェノールの一種『エピカテキン』という物質です。

チョコレートを食べると小腸でエピカテキンが吸収されて血液中に流れ込み、血管の内皮細胞に取り込まれてその働きを活性化します。

血管内皮の弾力性が増すことで、血圧の上昇が抑えられます。

つまりエピカテキンには血管を若々しく、しなやかに保つ働きがあるのです。

 

そのほかにも、チョコレートには次のような健康効果が報告されている。

  • がん予防効果への期待

試験管内に発がん性物質とカカオポリフェノールを加える実験では、細胞DNAの突然変異が抑制されることが明らかになりました。

 

  • チョコレートの香り成分が、集中力や注意力、記憶力を上げることが人の脳波や学習実験から確かめられています。
  • 抗ストレス。身体的・心理的なストレス状態にあるラットに、カカオポリフェノールを与える実験を行ったところ、ストレスに対する適応力が上がった。
  • アレルギーのつらさを和らげる。マウスにカカオポリフェノールを与えたところ、アレルギーの原因となる活性酸素の過剰な働きが抑えられ、人にチョコレートを食べてもらう実験でも同じ効果が見られた。

 

効率的にチョコレートの恩恵を得るなら、カカオ分が多くポリフェノールが豊富なダークチョコレートがお勧めです。

ただし脂質や熱量も高いので食べ過ぎに注意しなければいけません。

 

チョコとココア カロリーどっちが高い?

因みに、チョコレート・ココアのカロリーの低い方は、どちらかと言うと含まれる成分の量などによって決まりますが、一般的に、ココアバター(油脂)を多く含むチョコレートの方がカロリーは高くなります。

100g当たりのカロリーは、

  • チョコレート 550~600Kcal
  • ココア(純ココア) 約360Kcal

です。

チョコレートとココアは、よく比較対照されますがカロリー的には、チョコレートが多く含まれているようです。

 

上の実験にあるように1日6g程度で十分効果は得られるでしょう。

最近は『カカオ分○○%』と明記し、健康を意識して選ぶ商品も増えています。

血管の若さを保つために、ぜひ“一日一かけ”の習慣を取り入れてみてはいかがなものでしょうか。

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ま と め

『チョコ 心疾患 脳卒中』

チョコレート、めったに口にしない。

バレンタインデーの義理チョコくらいしか食べないという人には、ある程度は習慣的に食することも良いのかなと思います。

脳卒中や心臓疾患の予防にも良いと聞くと、単に辛党でチョコレートなどは敬遠気味の人にも良いもかなと思います。

ほんの少量で脳卒中や心臓疾患の予防になるということです。

ぜひ生活習慣病の予防に1日一口のチョコレートをお勧めしたいところです。

ただし、個人差があります。