ノロウイルスの検査とは?保険は使えるの?使えない場合どうしたらいい?

ノロウイルス保険

寒い季節になると、どこからともなく流行する嘔吐下痢症。

その代表的なものが『ノロウイルス』で、毎年症状の辛さが話題になります。

ノロウイルスは『感染力が強いことでも有名』ですね!

しかし、嘔吐下痢を引き起こす胃腸風邪はたくさんの種類があるので、もしかして・・・の症状が出てきても、それがノロウイルスだと断定するのは素人目には難しいです。

では、それらしき症状が出たときに、病院にてノロウイルスの診断検査はできるのでしょうか?

今回は『ノロウィルスの診断検査とそれに関係する健康保険について』紹介します。


ノロウィルスの診断検査ってどんなもの?

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ノロウイルスの検査には、次のような方法があります。

  1. 電子顕微鏡法
  2. RT‐PCR法
  3. リアルタイムPCR法
  4. 簡易検査キット

なにやら小難しい名前の検査ですが、要は『便や嘔吐物の中にノロウイルスがいるかどうかを調べる検査』です。

簡易検査キットは即日診断ができるので、今ではノロウイルスの検査と言えば簡易検査キットが主流です。

ノロウイルスの検査は病院でできます!

しかし、思い出してみて下さい・・・。

あなたの周りで「ノロウイルスの検査したよ~」って方、いらっしゃいます??
(ちなみに私の周りではいません)

『検査が存在するにも関わらず、なぜ受けたことのある人がそれほど多くないのか!?』

その理由は後ほどでご説明します。

 

検査キットって何?

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ノロウイルスに感染しているかもと受診すると、一般医療機関では、ノロウイルスの検査が必要と判断された場合、ノロウイルス検査キットというものを使用して検査をします。

では『ノロウイルス検査キット』とはどういうものなのでしょうか。

ノロウイルス検査キットとは、検査キットの中に入っている、付属の綿棒で便を取り検査をします。

便が出ない場合は肛門から綿棒を差し、直接綿棒で便を取り検査をします。

 

便を持ち込む場合は、遅くても前日までの便を、ビニール袋に入れてしっかり口を締めて持って行ってください。

取った便を薬液に混ぜ、検査キッドに垂らして陰性か陽性か反応を見る検査です。

検査自体に痛みはなく、肛門から直接採取する場合、不快感はあるものの簡単に検査が出来るので安心です。

ですが、このノロウイルス検査キットは、先ほども書いた通り確実な検査方法ではありませんので、陰性でもあとから陽性反応が出ることもあります。


ノロウイルス検査の期間は?

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ノロウイルスの検査をする場合、診察をして、検査をして、結果を待って、結果を聞くという一連の流れの中で、あまり馴染みのないノロウイルス検査と言われると、結果が出るのにどのくらい時間がかかるのかが気になるところです。

体調が悪い中病院行き、ノロウイルス感染の恐れがある場合、二次感染防止のため隔離されることもあり待っているのがつらいですよね。

一般医療機関で使われるノロウイルス検査キットと、専門機関で検査する場合どのくらいの時間がかかるのか、どのくらいの期間がかかるのかお答えします。

ノロウイルスの検査が必要と判断されて検査キットで検査をすると、検査後、『約15分から20分』で反応が出ます。

 

検査キッドの種類にもよりますが、長くても2時間くらいで反応が出るそうです。

一般医療機関では、患者さんの体の負担を考えて、検査結果の出る時間の短いものを使用し反応を見て患者さんに早めに伝えるようです。

特別にしっかり検査をする場合、専門機関に検体を出しますが、その場合検体を出してから電子顕微鏡で検査をするため、期間としては3日から5日以上、専門機関によって変わります。

 

ノロウイルス検査は保険が効かないって本当!?

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『実は、ノロウイルスの診断検査は健康保険が効きません。』

『全額自己負担』になってしまいます。

なぜ!?ちゃんと診断できたほうが、二次感染が防げるしいいのでは!?

そう思いますよね。その理由は次の通りです。

  1. 普段は健康体で持病を持っていない人がノロウイルスにかかっても、症状が無くなるのを待つしか治る方法がないから。
  2. ノロウイルスだろうが他の胃腸風邪だろうが、治療方法は変わらないから。

こういうことなんです。検査をしようがしまいが、その後におこなう治療に変わりはなく、水分補給をしながら安静にして、嵐が過ぎ去るのを待つしかないのです。

特に必要な検査ではないから健康保険が効かないというワケです。

 

適応される5のパターン

 

ただし、例外ももちろんあります。

次に挙げる条件に当てはまっている人は、ノロウイルスの診断検査に保険が適用されます!

  1. 3歳未満の乳幼児
  2. 65歳以上の高齢者
  3. 悪性腫瘍の診断が確定している人
  4. 臓器移植後の人
  5. 抗悪性腫瘍剤や免疫抑制剤を投与中の人

先ほど、普段健康体の人はノロウイルス検査をするのに保険が効かないとご説明しましたね。

それ以外の人、例えば免疫力の弱い赤ちゃんやご年配の方、特定の疾病がある人などは、ノロウイルスにかかることで重症化したり、最悪死亡するケースこあります。

そこで、今後の病状に気を付けなければならないので、ノロウイルス検査も保険適用とし、注意深く症状を観察するのです。


保険が効く場合はいくら払えばいいの?

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ノロウイルスの検査は、赤ちゃんやお年寄り、持病を持つ人には保険が効くことがわかりましたね!

では、保険が効いた場合、実質いくら支払えばいいのでしょう?

目安となるのはこちらです。

検査方法によっても差がありますが、一般的には

  • 検査実施に150点
  • 診断に144点。

1点10円で計算すると、検査の総額は2940円。

健康保険が効いて窓口負担が3割で済むとすると880円。

これにさらに初診料(3割)を加えた合計金額が実質の負担額です。

 

大体2000円~4000円といったところでしょうか。

※初診料は病院によって違うので確認してくださいね!ノロウイルス検査が一部の人に保険適用になったのは、まだ最近のことらしく、平成24年の春だそうです。

自治体によっては、お子さんがノロウイルス検査を受ける場合、子供医療費の補助が出ることもあるので、確認してみましょう!

こういう国の補助制度は、しれーっと決まっていることが多いので、自分でしっかり調べてうまく使っていきたいですね!

 

保険適用外ならいくらかかるの?

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保険が効く対象ではない人が検査しようとなると、全額実費負担となります。

その場合は、3割負担が10割になるので、4000円~6000円ほどかかると思っておいた方がいいでしょう。

ちょっとした予防接種並みですね。

ノロウイルス検査をしたからといって、症状が良くなったり、その後の治療が変わったりすることが基本的にありません。

しかし、ノロかどうかはっきりさせたいんだよという方は、希望してみてもいいのかもしれません。

 

病院での費用について

ノロウイルス保険

ノロウイルスの検査をした場合診察後の会計がいくらになるか心配ですよね。

まずはかかるものを見てみましょう。

  • 初診料(個人病院の場合ならかからないところもありますが、総合病院の場合かかります)
  • 診察料
  • 検査費用(実費検査をした場合)
  • 診断書(会社、学校に提出する場合)
  • 点滴、薬など診察以外にかかったもの

以上のものが最低限病院の費用としてかかるわけです。

そうなると検査費用と診断書が負担になりますよね。

症状が軽い場合はこまめに水分を取り、整腸剤を服用しながらの自宅療法がいいと思いますが、

どうしても休みがもらえない場合は、初診料のかからないかかりつけの病院に行く、診断書、検査費用の金額も病院によって違いますので、調べて行かれるといいと思います。


まとめ

ノロウイルス保険

ノロウイルス検査が保険が効くのかどうか!?お分かりになりましたか?

『ノロウイルスの検査方法・検査期間・健康保険について』紹介しました。

今回の大事なポイントをもう一度おさらいしましょう!

<ノロウイルス検査に保険が効く人>

  • 3歳未満の乳幼児
  • 65歳以上の高齢者
  • 悪性腫瘍の診断が確定している人
  • 臓器移植後の人
  • 抗悪性腫瘍剤や免疫抑制剤を投与中の人

上に当てはまらない人は、保険は効きません!

特効薬ができればそれが一番ですが、現在ではまだ研究中で実用化はされていないとのことです。

今後有効な治療薬やワクチンが開発されたとしたら、保険適用対象の治療は拡大していくかもしれませんね。

薬について、検査について、保険について、世の中の制度について、そして、もちろん健康維持について・・・。

いろいろな情報を自分なりに判断しながら、これからの世の中を生きていきたいものですね。

 

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1 個のコメント

  • いまい より:

    色んな検査ツールが存在しますね。ノロウィルスにも検査ツールがあるとは便利です。でももしその病気にかかったら直ちに病院に行ってもいいですね。

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