定期接種が導入された『B型肝炎ワクチン』。

結果的には乳児がんを予防するために必須な予防接種なのですが、『赤ちゃんへの副作用が心配』という声も少なくありません。

B型肝炎は恐ろしい病気で、赤ちゃんの将来をも脅かすほどのウイルスです。

予防接種を行い、乳児がんから大切な赤ちゃんを守るためにも、ぜひ知っておきたい内容です。

心配される副作用についてもきちんとした知識が必要です。


【恐怖】B型肝炎ウイルスに感染した人の末路がゾッとする

【乳児がん予防】B型肝炎ワクチンの予防接種は赤ちゃんに副作用?真相はこちら

2016年の10月から、定期接種となる予防接種『B型肝炎ワクチン』!

B型肝炎ウイルスは、体に入ると肝炎をおこし、長く肝臓にすみついて(慢性化・キャリア化)、

そしてついには肝硬変や肝臓がんをおこします。

毎年約2万人もかかっているって知っていましたか?

特に3歳未満で感染すると、ほとんどが無症状のまま『持続感染』となります。

このうちの10~20%が数十年後に、慢性肝炎→肝硬変→肝ガンへと進行していくんです!

それを予防するワクチンなので、『乳児がん予防ワクチン』とも呼ばれていますね。

 

赤ちゃんへの主な感染経路はB型肝炎ウイルスを持った母親からの分娩時にうつる母子感染です。

しかし、最近ではキャリア(ウイルスを持っている人)の涙や汗、唾液などからも感染のリスクがあると証明され、

それが赤ちゃんへの予防接種を定期化する原因になったと言えるでしょう。

ところで、予防接種につきものなのが『副作用への不安』ですよね?

0歳から1歳の間なら定期接種として無料でワクチンを打てるようになります。

 

本当にそんな小さな子供に打っても大丈夫なの?そんな不安を持っているお母さん方が多いと思います。

B型肝炎ワクチンの赤ちゃんへの副作用について、わかりやすくまとめてみました。

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こんなに!?B型肝炎の予防接種による副作用の種類

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実は、B型肝炎のワクチンは1980年代から世界各国で接種されているものです。

日本でも1985年から導入され、すでに30年近く使用されてきました。

その中で、データとして蓄えられている副作用の症状は次の通りです。

 

<B型肝炎ワクチンの予防接種による副作用の種類>

  • 発熱
  • 発疹
  • 局所の疼痛(打った部分がジンジンする)
  • かゆみ
  • 腫れ
  • 硬結(打った部分が硬くなる)
  • 赤み
  • 吐き気
  • 下痢
  • 食欲不振
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 手の脱力感

5%以下の確率でこれらの副作用があらわれるとされています。

また、2016年10月からのワクチン定期接種に向けて、厚生労働省が都道府県に出したお達しには、こんな記述もあります。

 

厚労省の通達(意訳です)

都道府県知事へ。このような症状が出たら報告すること。

 

・アナフィラキシーショック

・急性散在性脳脊髄炎 (脳や神経に炎症が出る)

・ギラン・バレー症候群(筋肉に力が入らなくなる症状)

・視神経炎(急激な視力低下)

・脊髄炎

・多発性硬化症 (脳や神経が硬くなる症状)

・末梢神経障害 (手足のしびれなど)

 

これらはB型肝炎ワクチンに限って起こるわけではありません。

予防接種全般で起こりうる可能性のある重い場合の副作用です。

ただし『ごくまれにと』されています。

 

国立感染症研究所のB型肝炎ワクチンの研究結果では、このような副作用は関係がない事が判明しています。

世界的に見ても安全性が高いとの見解です。

私的には、近年いろいろな問題が浮き彫りになっている子宮頸がんワクチンよりは、副作用のリスクは低いのではないかと思います。

 

子宮頸がんワクチンは、誕生したのが2006年。

使われた実績はまだ10年しかありません。

しかし、わずか10年で重い副作用らしき報告があちこち出始めています。

それに対して、B型肝炎ワクチンの使用実績は30年近く経過しています。

30年分の予防接種を受けた人の状態や、その後数年後の様子など、細かいデータが蓄積されているようです。

その蓄積されたデータを元に、医学界より『安全性が高い』と言われています。

実際の予防接種後の実例です。

 

『アナフィラキシーショックに備えて、予防接種後は30分間病院内で様子を見るが、何も起こらず。

その次の日から2~3日ほど、打った部分が蚊に刺されたみたいに赤いしこりになる。

それ以上は何も起こらず正常。』

 

という報告もされています。

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どうして0歳児から受けなければいけないのか?

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なぜ、そんなに早く受けなければならないの!?

妊娠する前、あるいは妊娠がわかった時には、自分がB型肝炎ウィルスを保有しているかどうかを検査します。

妊娠した後に検査して、自分がキャリアだと気がついても、もう遅いのでは?と心配されるかも知れませんが、

大丈夫!間に合うんです!!

B型肝炎ウィルスを感染後であっても排除することができるんです!

しかも新生児の内、なるべく早くから手を打てばさらに効果的です。

 

2016年の10月から定期接種となる、乳児がん予防ワクチンの『B型肝炎』予防接種。

その条件は、1歳までです。

1歳を過ぎてから受けるなら、任意接種となり実費になります。

※2016年に限り、『平成28年4月1日以降に生まれた赤ちゃん』という条件も付きます。

 

生まれたばかりの我が子に、注射針を刺すような事はしたくないですよね。でも。。。

大事な我が子の将来がそれで守られるならば、親としての義務だとは思いませんか?

 

B型肝炎ワクチンを0歳児の頃から定期接種として打つ理由。

 

新生児にB型肝炎ウィルスに対する抗体を高濃度に含むHBIGという免疫グロブリン製剤を生後すぐに投与し、

その2ヶ月後に追加投与し、さらに不活性化したB型肝炎ウィルスのワクチンを3回接種する。

その結果、ウィルスに対する抗体を作り、母親からのウィルスを排除することができるんです!

 

わが国では、無症候性キャリアの患者さん(但し、多くは体内のウイルス量が多い、HBe抗原陽性の方)から、

3歳以下の乳幼児がB型肝炎ウイルスの暴露をうけ、その子どもたちの多くが無症候性キャリアになっています。

すなわち、現在大人でB型肝炎による慢性肝炎、肝硬変、肝がんで苦しんでいる方たちの多くは、

乳幼児期の感染が原因とされています。

今回の定期接種の目的はB型肝炎ウイルスに触れる機会を限りなく短くするためだとも言えます。

 

主な5つの感染経路

 

B型肝炎は、キャリア(ウイルスを持っている人)の体液で感染します。

血液に触れたり、輸血がきっかけになったりという、血液からの感染が主です。

母親からの分娩時にうつる母子感染も同様です。

くしゃみやせきなどの飛沫感染もありうるそうです。

さらにB型肝炎は、自覚症状が出にくい病気です。

ウイルスを持っている自覚のない人からの感染も考えられるようです。

実際に起こっている感染事例です。

 

【母子感染】

最も多い感染経路。B型肝炎の母親から、出生時に産道の出血で赤ちゃんに感染。

 

【集団保育】

噛みつき事故などによる感染。

 

【家族内感染】

家族内のB型肝炎患者から、口移しや歯ブラシの共有などで唾液から感染。

 

【性接触】

思春期以降では一番多い感染経路。

 

【その他】

ピアスの穴開け、入れ墨による感染。

 

上記事例のように、感染ルートはどうしてもあります。

それを防ぐために、なるべく人との接触が短い期間の間に予防接種を受けましょう!早めに抗体を持ちましょう!

定期接種となるからには、これからは0歳児で接種する赤ちゃんが増えるでしょう。

 

あなたも赤ちゃんをキャリアにしないために、早めに接種しましょう!

何がともあれ、心配がなくなるまで、かかりつけの小児科で十分説明を受けるのがおすすめです。

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まとめ

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出典:http://gahag.net

乳児がん予防ワクチンと言われるB型肝炎の予防接種。

その副作用についてまとめました。

B型肝炎ワクチンも、確率的には少ないけれど副作用のリスクは皆無ではありません。

しかし、現在、1180以上の国で、B型肝炎ワクチンが定期接種として実施されています。

世界中の赤ちゃんを守る為の大変有効な手段である事に変わりはありません。

やっと日本も、世界180以上の国の仲間入りをする訳です。

 

あなたの大切な赤ちゃんの将来がこのB型肝炎ワクチンの予防接種で守られます!!

将来、私の娘たちが結婚し妊娠したら、たぶん、私もきっと勧めるんでしょうね。

将来のかわいい孫のために。。。。

案ずるより産むが易し。ともいいます。

いつからでもワクチン予防接種は開始できます。

その気になったあなた、ぜひ、かかりつけの小児科医にご相談くださいね!

繰り返しますが、具体的なスケジュールやワクチン接種の内容を、納得いくまで十分説明を受けてくださいね!

また、日本の国の将来が明るくなりますね。(^^)