多くの人を悩ませる花粉症ですが、その症状のイメージは

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 目のかゆみ

などが一般的ですよね。

しかし、なんと中には花粉症なのに『湿疹』ができる人もいるのです。

しかも、花粉に接触する顔や手ならまだしも、直接触れない『お腹』にまで湿疹ができることもあるというのです。

それってなぜだろうと思いませんか?

花粉がどうやって湿疹に繋がるのか?しかもお腹ですよ。

そして、不快な湿疹の対処法や治療法はないものか!?

突然発症することもあるこの症状について、対策・治療方法を知っておいて損はないです。


花粉症と風邪の見分け方3つのポイント!

花粉症 湿疹 治療

花粉症は風邪に似た症状が出る場合も多く、自己判断が難しい上に症状も人それぞれ違います。

鼻づまりやくしゃみ、頭痛、微熱に悩まされ、風邪だと思って治療をしていたら実は花粉症だったという例も少なくありません。

 

鼻水の状態

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症状が似ている『花粉症』と『風邪』を自分で見極めるためには、まずは『鼻水』の状態を確認してみましょう。

風邪の時に出る鼻水は、初期症状では透明でサラッとしたものでも、数日経つと黄色く粘着性のあるドロっとしたものに変わってきます。

しかし、花粉症の時は最初からずっとサラサラとした液体状の鼻水が続きます。

『自力で吸い上げることができる、粘着性の高い鼻水』の場合は風邪、『自分の意思とは裏腹にたれてきてしまうさらさらの鼻水』は花粉症という可能性が高いため、風邪か花粉症か迷ったら、まずは鼻水の状態を確認してみてください。

 

くしゃみの回数

花粉症 湿疹 治療

また、くしゃみの回数でも判断できることがあります。

風邪をひいている時もくしゃみは出ますが、花粉症のように立て続けに何度も出ることはあまりありませんよね。

発作のようにくしゃみが何度も出る場合は、花粉症の可能性が高いと考えて良いかと思います。

 

花粉症が原因で発熱することも

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花粉症が原因で発熱する場合もあるんです。

鼻の炎症がきっかけで、脳に酸素が十分に送られず、頭痛や発熱を引き起こしてしまうこともあります。

この場合は、風邪の引きはじめのような微熱が長期間続くことが多く、家の中にいるときは平気でも外出すると微熱が出るなど、風邪とは微妙に違った症状が出てきます。

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花粉が原因でお腹に湿疹ができる2つの理由

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顔周りや手と違って、外気に直接触れる機会の少ないお腹ですが、なぜ花粉の季節になると湿疹ができてしまうのでしょう?

その大きな理由は2つあり、花粉を吸い込んだことと季節の変わり目で肌バリアが弱くなったことがあり、詳しく説明していきますね。

花粉を吸い込んだからお腹に湿疹が出る!

 

吸い込んだ花粉が体内でアレルギー反応を起こし、湿疹として出てしまう場合がありますが正確には『じんましん』です。

体内から出るブツブツなので、顔や手足に限らずに特に皮膚の薄い部分に現れやすくなるので、お腹にブツブツができてしまうということなのです。

花粉が多い時には、まるで空にもやがかかったような状態になります。

そんな中で外に出ていると、気づかないうちに鼻や口から花粉が身体の中に侵入してしまいます。

そうなるとより気密性の高いマスクでガードした方が良いですよね。

肌バリアが季節の変わり目で弱くなる?

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冬から春に変わるこの時期は、肌が乾燥しやすい時期でもあります。

日頃の生活を思い起こしてみれば、朝晩は寒いから暖房をつけて、春特有の南風にさらされて、でも夏ほど汗をかかないから水分補給も控えめ。

そうなると自然と肌が乾燥する要素がいっぱいです。

肌の乾燥は肌バリアの低下につながってしまいます。

そして、そんな弱った肌に『異物』である花粉が付着すると、肌が炎症を起こして湿疹が出てしまうのです。

 

もともと乾燥肌だったり、アトピー性皮膚炎を患っている人は、症状が重くなってしまうこともあるので注意です。

では花粉はいつどこで『お腹』の皮膚にくっつくのでしょうか?

答えは簡単ですが、毎日の洗濯物です。

肌着を外に干していた場合は、花粉がついてしまいますよね。

その衣服を着ることで乾燥したお腹の皮膚と花粉が触れてしまい、湿疹となるケースがあります。

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湿疹の不快な症状への予防・対策は?

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見た目は赤くてブツブツ、カサカサ、痛痒くて仕事や勉強に集中できない、といった湿疹の不快な症状には、どのように対処していったらいいのでしょうか?

その手順を見てみましょう。

 

①まずは皮膚科へ

実は湿疹の原因には様々なものがあり、じんましんの場合も同じです。

花粉が飛ぶ時期に湿疹が出たのであれば、その花粉が原因である「可能性」は高いです。

しかし、花粉のせいだと思っていて、実は他に原因がある場合もありますので注意しましょう。

さらに、花粉を吸い込んだことによるじんましんと、花粉が肌に付着したことによる湿疹とでは、治療方法に違いがあるのです。

 

湿疹は外側から塗り薬を塗って治療しますが、じんましんの場合は塗り薬は効かず内服薬です。

花粉症の湿疹なのか、はたまたほかに原因がある湿疹なのか?適切な処置はどのようなものか?

このようなことは、色々と自分で考えるよりも専門医である皮膚科に相談するのが一番ですので、まずは受診してホームケアに力を入れていくようにしましょう。

 

②湿疹を自分でケアするための5つの対策

湿疹はすぐに治まるものではなく、改善には最低でも1週間くらいかかってしまいます。

その間は自分でケアすることになりますが、気を付けなければならない5つの項目がありますのでみてみましょう。

 

その1.保湿をしっかりおこなう

皮膚の乾燥は肌バリアが低下している状態ですのでこれを放っておくと、新たなトラブルを招いてしまいます。

今現在湿疹ができているようであれば、すでに肌バリアが弱っているということなので、いつも以上に保湿をしっかり行わなければなりません。

乳液タイプのサラッとした保湿剤の方が、肌に負担がかからないのでお勧めです。

お腹など、皮膚の薄いトコロは特に念入りにケアしましょう。

 

その2・花粉をシャットアウト!

洗濯物は部屋干しすること。

花粉が引っ掛かりそうなウールなどの服を着ないこと。

外出の際はマスクを付け、外出から帰ってきたらシャワーを浴びるようにする。

このように、『花粉になるべく触れない、触れたとしても最小限の時間にする』という生活を心がけましょう。

湿疹が出ている期間のみならず、花粉が飛ぶ季節の間は続るようにしましょう。

 

その3・洗いすぎに注意

湿疹が出ている肌に摩擦はNG。

お風呂で身体を洗う際、シャリシャリする目の粗いタオルを使うのはやめるようにしましょう。

CMで流れている泡洗顔のように、たっぷりの泡をタオルではなく手でなでるように洗っていきます。

そして、洗ったら即効で流すことです。

ボディーソープなどの洗剤の刺激も、湿疹にとってはいいものではありませんので、ささっと洗って、ささっと流す、これが重要です。

ちなみにこの洗い方は、子育て経験のある筆者が思うに、赤ちゃんの肌を洗うときと同じ感じですね。

湿疹が出ている肌というのは、それくらい敏感になっているんです。

 

その4.かゆい時は冷やす

湿疹の一番つらい症状と言えば、あの何とも言えないかゆみです。

ムズムズするけど、掻くと痛痒くなる、でも掻きたい。

そんな葛藤に襲われたら、清潔なタオルを冷水で濡らして湿疹に当ててみましょう。

爪で掻くと雑菌が入って、さらに湿疹がひどくなる場合がありますので注意しましょう。

 

その5.食事や睡眠の質を上げる

肌バリアを強くして湿疹を繰り返さないためには、食事や睡眠の質を上げることが大切ですね。

バランスのいい食事と十分な睡眠は、身体のトラブルを遠ざける『基礎力』を付けてくれるのです。

  • 『そういえば、最近まともなもの食べてないな・・・』
  • 『十分寝てないな・・・』

と感じた方は、いろいろな食材を食べられる定食スタイルの食事に変え、睡眠も十分にとるようにしてみると良いでしょう。

身体の『基礎力(修復力)』が上がって、湿疹の治りが早くなります。

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まとめ

花粉症 湿疹 治療

花粉症の症状は、鼻水・くしゃみ・目のかゆみだけにとどまらず、湿疹が出る場合もあるのです。

その場所は顔や手が多いですが、中には皮膚が薄いお腹にできる人もいます。

出来てしまった場合は、今回ご紹介したような治療法や受診、ホームケアで対処していきましょう。

そして、再び繰り返さないために身体のトラブルを遠ざける『基礎力』を上げる生活を心がけましょう。