もしものために知っておきたいオムツの代用品作り方5step!

もしものために知っておきたいオムツの代用品作り方5step!

今や平和な国といわれる我が国日本。

しかし、いつ何時やってくるか分からないのが災害…

もしその時に直面したら、小さい子供の親としてとても気がかりなもののひとつが『オムツの問題』です。

もちろん災害に備えて、非常袋の中に入れてある家庭もあるでしょう。

でももし、非常袋が手元にない外出中に災害に遭ったとしたらどうしますか?

 

安全を優先するなら、取りに帰るという選択肢は捨てないといけないかもしれませんよね。

マザーズバッグの中に入っているオムツはせいぜい数枚。

避難した際にそんな状態になったとき、オムツの代用はどう用意するか?

そんな時、『おむつの代用品の作り方』をしっていると大変便利です。

今回は、そんな『おむつの代用品の作り方』と、万一の時に普段から持ち歩いておくべき用品は何か?ご紹介していきます。

オムツの代用品3つの種類

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オムツの代用品を作るには、

  1. ビニール袋
    (なければ未使用のオムツ1枚 詳細は後述)
  2. タオルなどの中に敷くもの
    (なければ肌着やTシャツなど綿素材の衣類 詳細は後述)

  3. (なければボールペンなど先のとがったもの)

この3つを用意します。

子供連れのお母さんなら、大抵バッグに入っている品物だと思います。

鍵はビニール袋を割いてオムツの形にするのに使います。

周りにハサミがない場合の代用品です。

 

<オムツの代用品の作り方5step>

① ビニール袋の持ち手の部分と、横の折り目の2か所を切り離します。

鍵でいったん切れ目を入れてしまえば、あとは少しずつ手で切ることができます。

ボールペンでも同様です。

小さな穴をあけて、そこから手でちぎっていくイメージです。

 

② ビニール袋を1枚に開いたら、真ん中にタオルなどの当て布を敷きます。

 

③ 赤ちゃんを寝かせて当て布を当て、その上からビニールで覆います。

ビニールが大きい場合は、下の画像の点線部分を裂いて調節します。

 

④ うつ伏せができない赤ちゃんの場合は、横(足の付け根の部分)で結びます。

立ったり、うつ伏せにしても頭が持ち上げられる赤ちゃんなら、前と後ろで結び目を作っても大丈夫です。

前後で結び目を作ると、結び目が余ったビニールでカバーできます。

(肌当たりが優しくなります)

 

⑤ 中の布がビニールからはみ出ると漏れやすくなります。

なるべくはみ出ないようにするのがポイントです。

ビニール袋がない場合

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出典:https://pixabay.com/ja/タオル-atrezo-バスルーム-シャワー-1348220/

ビニール袋がない場合は、

未使用のオムツをパンツ代わりに、そこにタオル等をライナー代わりにして取り替えていきます。

『使用済みのオムツのポリマー(吸収体)の部分を取り出してパンツ代わりにする』

という策もありますが、実際やってみたところうまくいきませんでした。

ポリマーが飛び散って周りが汚れてしまいます。

ポリマーは結構しっかりとくっ付いているので、はがすのに時間がかかります。

(15分くらいかかりました)

そして完全には取り切れないので、直接触れると子供の肌に刺激が強いのでは?と思います。

未使用のオムツをそのままパンツ代わりにする方が、災害中の緊急を要する場面ではすぐに対応できます。

 

タオルがない場合

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出典:https://pixabay.com/ja/ファブリック-布-繊維-ファッション-パターン-衣料品-綿-700488/

当て布として使えそうなタオルがない場合は、綿素材の衣類で代用します。

綿は吸水性がよく、肌に刺激の少ない繊維だからです。

綿100%でなくとも、綿が多く含まれている混紡素材でも代用できます。

試しに、使い古した長袖Tシャツを当て布にしてみました。

鍵で襟ぐりの中心あたりに穴を開け、手で2つに割く。

袖の部分を内側にたたみ、さらに半分に折る。

長さを調節する。

袖をたたんだ部分は厚みが出ています。これを前にするとうまく吸水できると思います。

生理用品で代用はできるのか?

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出典:http://gahag.net/011530-hands-water/

女性の生理用品は当て布の代わりになるかどうか?  も検証してみました。

結論から言うと、結構難しいです。

サラサラした水分は横からこぼれます。

横に2枚、つなぎ目の下に重ねるように1枚の、最低計3枚あれば、こぼれを少なくすることはできます。

 

もしもの時のために知っておきたい『代用品リスト』

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出典:https://www.pakutaso.com/20150812225post-5890.html

もしも外出中に災害に遭い、子供と一緒に避難することになったら?

救援物資のオムツがなかなか届かなかったら?

そういう状況を考えると、やはり普段の外出から代用品を持ち歩いておいた方が安心だな、と個人的には思いました。

災害時に救援物資が届くには、平均で3日はかかると言われます。

なので、3日しのげて、なおかつ普段の荷物の邪魔もしないように持ち歩くにはどうしたらいいか?

考えてみた結果、

『下の画像の代用品を衣類圧縮袋に入れて持ち歩く』

ということにしました。

 

<代用品リスト>

  • ビニール袋 2~3枚
  • さらし(150cm×3枚←布おむつと同じサイズ 折りたたんで使う)
  • 除菌ティッシュ
  • オムツ 5~6枚
  • 産褥パッドS6枚(生理用品より肌触りが優しいため)

 

日常用のオムツとおしりふきは、常に持ち歩いている前提です。

どれも赤ちゃん用品売り場や100均で手に入ります。

画像の衣類圧縮袋はLサイズですが、一回り小さいMサイズでも十分です。

手で丸めたら空気が抜けるタイプが使いやすいです。

重さは600gになりました。

これをバッグに入れておくことにします。

よかったら参考にしてください。

まとめ

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出典:https://pixabay.com/ja/子-キリスト教-イエス-キリスト-クリスマスの時期-イエスの誕生-1806218/

災害時には常に不便が付きまといます。

今まで当たり前のように使っていたものが、ある日突然使えなくなる。

そんな時には代替案でしのぐほかありません。

私は東日本大震災で震度5強は経験しましたが、それ以上の災害にはまだ遭ったことはありません。

まだ他に、おむつ代用品の作り方には、こんな案がある!

そんなやり方ではぬるい。

そのような意見があれば、遠慮することなくコメント欄に書き込んでください。

このページを『知恵が集まる場所』にし、子育て中の方に少しでも役に立つ情報にできればと思っています。

どうか、今起こっている災害が静まりますように。

 

もしものために知っておきたいオムツの代用品作り方5step!

4 件のコメント

  • みほ より:

    なるほど、と納得させられる事ばかりでした。日頃からしっかりと考えておかないといけないと改めて思いました。自分でも回りにあるもので何か出来る物はないか見てみたいと思います!

    • meemi0730 より:

      コメントありがとうございます!

      もしいい方法があったらぜひ教えてくださいね!

  • おさむ より:

    赤ちゃんは可愛いですが、おしめの交換が大変ですね。夜中に起きておむつ交換しなければいけないので、日中のお仕事が大変だと聞いたことがあります。

  • トイレット より:

    トイレに1人でいけない時期の赤ちゃんのお世話で、オムツの取り換えは匂いもあって大変ですよね。私にはそのようにオムツを交換するという経験はないですが、慣れた女性のてきぱきとしたオムツ交換は見事でした。

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