冬は運動しなくても痩せやすい!?楽してダイエット基礎代謝アップ3つのポイント

冬は運動しなくても痩せやすい!?楽してダイエット基礎代謝アップ3つのポイント

冬本番。木枯らしが吹いていますね。

年末にかけて、クリスマス、忘年会、新年会と、飲み会やイベント続きで、ただでもウエストラインが気になるダイエッターには悩ましい季節ですよね。

しかも、寒さのために外出も面倒になるから運動不足になりやすく、寒さを防御するため体に脂肪がつき、厚着なお陰でボディラインにも無頓着になり、ゆえに『冬は太りやすく痩せることが難しいからダイエットは無理』と思い込んでいる人もいるかもしれません。

しかし、それは大きな勘違いで実は夏よりも冬のほうが『楽して痩せることができる』季節なのです。

では冬に痩せる方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

その方法をマスターしてぜひ冬でも楽に痩せられるようになりましょう。

冬は+100 kcal消費!?運動しなくても燃える理由は?

冬 痩せる 方法

ご存じの通り、われわれ人間は恒温動物です。

周囲の温度に関係なく、いつも36℃前後の体温を保とうとする働きを備えています。

運動せずに、ただじっとしていても、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、体温を維持するため、私たちの体内では生命維持に必要最小限のエネルギーが常に消費されており、そのエネルギー消費が『基礎代謝』なのです。

気温の高い季節の体は、あまり頑張らなくても体温を維持できるようにできています。

しかし、冬になって気温が大きく下がると、体は生きるために体温を上げ、内臓を冷えから守ろうと働くのです。

 

たとえば、夏場の気温を30℃、冬場の気温を10℃とすると、夏場は外気温より5〜6℃だけ高い体温を維持すれば良いが、冬は外気温より20℃以上も体温を上げないと生命を維持できないのです。

生命維持に夏よりも多くのエネルギーを必要とするため、冬は基礎代謝量が上がるということなのです。

基礎代謝は夏と冬でどのくらい変動するのでしょうか?

生活環境によっても違うため諸説あるが、少なくとも10%はあると言われています。

30代で体重50㎏の女性では、だいたい100 kcal程度の変動があり、運動に置き換えると20分あまりのウォーキングに相当します。

単純計算して、夏と同じ活動量であれば、特に食事制限をしなくても70日で1㎏痩せられることになるのです。

 

基礎代謝を下げない4つの方法

冬 痩せる 方法

ここまで計算通りにはいかないかもしれないが、同じ努力なら成果が目に見えるほうが、やる気も持続するはずです。

その意味でも、痩せにくい身体になっている夏より、冬にダイエットを始めたほうが合理的ということになります。

以下に、冬のダイエットを成功させるコツをご紹介しましょう。

 

①体を中から温める

体温が1℃上昇すると、基礎代謝は13〜15%アップするといわれています。

基礎代謝をいかに維持するかが、冬に痩せやすい体づくりのポイントとなります。

冷たい飲み物は極力避け、温かい飲み物を選ぶようにしましょう。

大根、れんこん、ごぼう、里芋などの季節の根菜類には体を温める作用があり、食物繊維も豊富なので積極的に摂りたいですね。

しょうが、にんにく、唐辛子は、冷えを改善し、エネルギー代謝を高めてくれる効果があります。

 

③3食きちんと食べる

通年で言えることだが、冬は特に大切です。

人は食事によってもエネルギーを消費するため、食事を摂ると体温が上昇する『食事誘発性熱産生(DIT)』が起き、しばらくの間は安静状態でも代謝量が上がるから、ダイエット効果がアップするのです。

とりわけ1日の始めの朝食は抜かないようにしたいですね。

 

③極端に暖かすぎる部屋は良くない

体の冷えは代謝のアップを妨げるものだが、暖房による部屋の暖め過ぎも、エネルギー消費を妨げてしまうので注意が必要となります。

暖房の温度設定は20℃前後にとどめ、寒さを感じたら服を着込んで対応するようにしましょう。

冷えやすい首や腰、足元はショールやブランケットで保温に努めるようにしましょう。

 

④寒いときこそ歩こう

『エスカレーターではなく階段を使う』『電車では座らない』『ひと駅手前で降りて歩く』という小さな習慣を重ねるだけで、確実にエネルギー消費につながるのです。

猛暑の夏よりも、冬の冷たい空気の中を、息を弾ませて歩くのは気持ちのいいものです。

基礎代謝の高まっている冬こそ、こまめに体を動かして痩せ効果をアップしたいですね。

寒さ我慢ダイエットたった1つの方法

冬 痩せる 方法

寒さ我慢ダイエットの方法は非常に簡単で、たった10分間寒さを我慢するだけでOKです。

この10分間、ただただ寒さを我慢することで脂肪を燃焼させるというもので、汗をかくことだけがダイエットではないのです。

体内で熱を作ることで汗もかかずに痩せることが可能になります。

 

カロリー消費も意外と高い

冬 痩せる 方法

体が冷えると筋肉がガタガタ、ぶるぶると動き出して体内で熱を作りはじめますが、この時にカロリーが消費されて、脂肪も燃焼していくというのです。

寒さで気温が低いことにより、体温を維持しようとエネルギーをたくさん使い、基礎代謝が高まるともいわれていますね。

寒さで体が震えだすのは15度前後からで、10~15分震え続けるとエクササイズの1時間分に相当する量のアイリスインが分泌されるようになります。

寒さで震えることで脂肪細胞を変化させたり、代謝を促したりという体の奥深くの生化学反応を運動するのと同程度に活性化するようになります。

また日本の研究では、1日2時間17度の温度で6週間過ごした人は、体脂肪が低下したことが報告があるのです。

 

身体のためにも厚着や暖房に頼るのはNG

冬 痩せる 方法

厚着をすると体の動きも悪くなり、さらに消費カロリーが下がるため、ダイエットの観点から言うと、全くオススメできないことです。

また寝る時に厚着をするとスムーズな寝返りができにくくなり、肩こりや腰痛、疲れがとれないなどの要因になってしまうので注意しましょう。

暖房器具を使うことで、快適に過ごせるようになりますが、室内の乾燥が異常に乾燥するので、身体にとってはあまりよい環境とは言えないですね。

 

寒さ我慢ダイエットの注意点

冬 痩せる 方法

寒さを我慢すれば痩せますが、無謀な行為はやめたほうが良いですね。

ダイエットをしようとして、風邪を引いたり、体調を崩したりしては元も子もないので、当たり前のことですがその点は注意しましょう。

1日中寒いところにいると冷え性や低体温症になってしまうので、適度な時間を決めて体が冷えたら部屋に戻って温まるようにしたほうが良いでしょう。

無理せずにダイエットを目指すならば、暖房の設定温度を1〜2度下げるだけでも効果が出る人もいますので、寒さに弱い人はそういったことから始めるのも良いでしょう。

人間は寒い環境に慣れれば、寒さに耐性がつくこともわかっていますが、やはり無理をせずに痩せるというのが、この寒さ我慢ダイエットを成功させるポイントとなります。

ハイカロリーおせち一覧!

冬 痩せる 方法

冬ダイエットの最も高いハードルが『お正月』ですね。

特におせち料理は保存がきくよう塩分や糖分が多いものです。

つい食べ過ぎて、糖質過多、カロリーオーバーになりがちです。

そこで、おせちメニューのエネルギーの目安をご紹介しましょう。

今まで無意識に食べていた人は、ぜひ頭に入れてダイエットの参考にして欲しいと思います。

  • 煮しめ(1人前)————————300kcal (歩行69分)
  • ぶりの照焼き(1人前)——————211 kcal (歩行49分)
  • 栗きんとん(栗2粒分=約80g)———–170 kcal(歩行39分)
  • 牛肉ごぼう巻き(1人前)—————-153 kcal (歩行35分)
  • 伊達巻き(1切れ)———————–65Kcal(歩行15分)
  • 黒豆(1人前=約20g)——————–57kcal(歩行13分)
  • 昆布巻き(1切れ)———————–44 kcal(歩行10分)
  • 酢れんこん(約100g)——————–40 kcal(歩行9分)
  • 紅白なます(1盛り)———————30 Kcal(歩行7分)
  • 田作り(1盛り)————————-29 kcal(歩行7分)
  • 海老の照焼き(1尾)———————29 kcal(歩行7分)
  • 酢ハス(1盛)—————————23 kcal(歩行5分)
  • 菊花かぶら(1個)———————–22 kcal(歩行5分)
  • かまぼこ(1切れ)———————–20kcal(歩行5分)
  • かずのこ(1切れ)———————–16 kcal(歩行4分)
  • 雑煮(切り餅2個入り)——————350 kcal(歩行80分)

※エネルギーを消費できる歩行時間=体重50㎏の人が平地を普通の速さで23分歩く=100 kcal消費として換算。

野菜中心の煮しめは本来ヘルシーメニューだが、おせちの場合は保存性重視で砂糖が多いため、糖質が多くてカロリーも高くなります。

一方、なますなどの酢の物やかまぼこは比較的ローカロリーなものです。

雑煮は地方によって具材が違うが、エネルギーの大部分は餅(2個で240 kcal)です。

おまけに餅は糖質のかたまりなので餅を減らして具材を多めに摂るようにしましょう。

まとめ

冬 痩せる 方法

冬に痩せたい人は一番避けたいのが、寝正月ですね。

暖かい部屋でテレビを見ながらダラダラ飲んだり食ったりして過ごしたいのはやまやまだろうが、デブを加速するだけです。

できるだけ初詣や初売りなどに出かけて活動的に過ごし、ときには野菜たっぷりの鍋料理を挟むなどして、正月太りを回避する方法をとりましょう。

 

冬は運動しなくても痩せやすい!?楽してダイエット基礎代謝アップ3つのポイント

4 件のコメント

  • やせたい より:

    若い時の冬は太り易くて、お正月の頃は体重計の数値がピークでした。歩くのは急激な運動ではないので、時々時間があれば行っています。全身運動は気持ちいいですね。

  • 冬将軍 より:

    冬は意外と痩せますよね。若い時と違い食べ過ぎる事が無くなったので、面白いように体重が減ります。減り過ぎて心配になるほどです。

  • 我慢強い より:

    寒さに弱い体質なので、寒さ我慢ダイエットは私には酷かもしれません。でも外で雑巾を洗う時など寒さを我慢しなければいけない時は、本当に忍耐の時間です。

  • 冬太りやすい より:

    1年の終わり 寒くて服をたくさん重ねて着ると、体を動かしにくいですね。簡単な運動しかできません。ウオーキングは手軽に取り組めそうですね。

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