NHKで放映されている連続テレビ小説。
お味噌汁と同じように、日本の朝には欠かせない要素になっています。
私の職場でも、毎朝の会話にでてくるフレーズが『今朝も朝ドラ、見た?』なんですよ。
ヒロインの人生を通して、見る人に共感を呼ぶ朝ドラはまさに日本の文化ですね。
この朝ドラに、注目されている女優・俳優が出演してる事も多くの人が見る要素でしょう。
3月で終了する『べっぴんさん』に出演した上地雄輔さん。
そして、4月からはじまる『ひよっこ』に主演する有村架純さん。
共に、注目されている女優・俳優さんですよね。
『べっぴんさん』のロケ地は関西でしたが今回の『ひよっこ』の舞台であるロケ地は、関東の茨木県なんです。
上地雄輔さん・有村架純さんを通して戦後の復興~高度成長に向けて、頑張った元気な日本人を描いている訳です。
4月からはじまる『ひよっこ』ってどんな話なの?
当然、知りたいですよね。時代背景・ストーリー・ロケ地などを紹介していきすね。
お好きなところからどうぞ
『ひよっこ』:時代背景

出典:https://www.pexels.com
『ひよっこ』の時代設定は、1964年の日本。
皆さんが知っている、東京オリンピックが開催された時代です。
日本が、戦後の復興を遂げて大きく経済成長を成し遂げようとする、日本の世界への意志表示が東京オリンピックだったんです。
その頃の日本は?
- GDP(国内総生産):106.8兆円
- 総人口:9718万人
- 労働総人口:4710万人
- 完全失業率:1.1%
- 第1次・第2次産業就労者の割合:56%
GDP(国内総生産)106.8兆円は、世界でも5位にランクされていました。
そうなんです。
凄まじい勢いで、日本は復興を成し遂げていた時代だったんです。
その時代には農業・工業などの生産業に、労働者数の約半分が従事して日本の復興を懸命に支えていたんです。
その時代、中学・高校を卒業した多くの若者たちは日本の復興を支える『金の卵』として、関東・関西に集団就職していました。
その時代の多くの若者と同じように、一生懸命に生きたのが『ひよっこ』のヒロインなんですよ。
『ひよっこ』:舞台(ロケ地)

出典:http://gahag.net
ヒロイン谷田部みね子は、茨城県・北西部にある奥茨城村で生まれ育ちます。
しかし、実際には奥茨城村は存在しないようです。
ドラマのみの架空の村なんでしょうね。
従って、実際のロケ地も茨城県北西部が選ばれました。
茨城県北西部、どんなところなんでしょうね?
選ばれたロケ地ってどんなところ?
- 茨城県で北西部と位置づける場合、『県北』の西側にあたる。
- ロケ地は、茨城県高萩市の近辺。
- 高萩市は、茨木県北西部に所在する。
- 美しい自然が豊富にある。
連続テレビ小説が、はじまったら多分、多くの人が茨木県の北西部を散策するでしょうね。
ちなみに、茨木県の見どころなどをざっと紹介しておきましょう。
茨城県の代表的な観光スポット・特産品は?
- 水戸市にある『偕楽園』
- 『袋田の滝』
- 『水戸東照宮』
- 『茨城のコシヒカリ』
- 『水戸納豆』
皆さん、よくご存じのものばかりですね。
金沢市の『兼六園』・岡山市の『後楽園』・水戸市の『偕楽園』は日本三名園でしょう!
ちなみに、『偕楽園』には冬至梅という美しい梅があるんですよ。
そして、日本三名瀑の1つとして数えられる『袋田の滝』。
四季折々の、迫力ある滝を一望することができます。
冬には滝が凍結して、幻想的な風景も見られます。
『水戸東照宮』は、ご存じ徳川家康公を祀るために造られた神社ですね。
『茨城のコシヒカリ』・『水戸納豆』は、もう説明する必要はないでしょう!
『ひよっこ』:あらすじ(ストーリー)

4月からはじまる『ひよっこ』。
当然、あらすじが気になりますよね。
あらすじ(ストーリー):
大家族の農家に生まれて、のんびりとした少女に育ったヒロイン。
大きな夢もなく、高校を卒業後は畑仕事を手伝って、いつかはお嫁さんにと思っていました。
ところが高校3年の冬、彼女の人生は突然動き始めます。
東京に出稼ぎに行った父が、行方不明になってしまったのです。
ヒロインは、父の分も働くために上京することを決意しました。
自分の殻を、ひとつ破って『幸せな家族を取り戻す大冒険』に乗り出して行きます。
集団就職で上京したヒロインは、町工場で働きはじめます。
都会での生活や慣れない仕事にクタクタになりますが同じ金の卵の仲間たちとともに乗り越えて、やがて『働く喜び』も知っていきます。
しかし、ようやく仕事にも慣れたころに会社が倒産。
行くあてのないヒロインを拾ってくれたのは、かつて父も訪ねたことのある洋食屋でした。
洋食屋の人々は人使いは荒いが温かく、家族のような存在になっていきます。
一緒に上京した幼なじみとの絆・東京で見つけた仲間たちとの友情・家族との深い愛情。
そして、うれしくて切ない恋。
数々の出会い・別れを生きる力に変えて、『ひよっこ』だったヒロインは、やがて大空へと羽ばたきます!
ヒロインは、東京の大海原に放り出されますが『やってみなきゃ分からない』と自分を鼓舞して、新しい世界へと飛び込んでいくんです!
高度成長期の日本。
当時は大きな希望を持ちつつも、それを上回る不安を抱えて多くの若者が『金の卵として懸命に働く』ということに必死に取り組んだ時代でした。
今は、おじいちゃん・おばあちゃんとなってリタイヤしている世代ですよね。
『ひよっこ』のヒロインも、ちょうどこの世代にあたります。
『ひよっこ』:キャスト(出演者・登場人物)

『ひよっこ』のヒロインとその周りを固める主な登場人物は、どんな人達でしょうね?
キャスト:
- 谷田部 みね子/有村架純
- 谷田部 実/沢村一樹
- 谷田部 美代子/木村佳乃
- 谷田部 茂/古谷一行
- 小祝 宗男/峯田和伸
- 助川 時子/佐久間由衣
- 角谷 三男/泉澤祐希
- 助川 君子/羽田美智子
- 角谷 きよ/柴田理恵
- 助川 正二/遠山俊也
- 益子 次郎/松尾諭
ヒロインの家族は、農業を営む谷田部一家なんですね。
それにしてもヒロインを固めている出演者は、そうそうたるメンバーでしょう?
皆さんもよくご存じのベテラン俳優・女優さんばかりです。
その中で、ヒロイン役の有村架純さんは今話題になっている若さ溢れる女優さんですよね。
貧しくても・苦しくても、日本の復興のために明るく元気に働いたヒロインのイメージにぴったりです!
そういえば、有村架純さんと同じように最近、連続テレビ小説に出演して話題になっている俳優さんもいますね。
『べっぴんさん』の後半で出演した上地雄輔さんです。
NHK朝ドラに初出演した上地雄輔:『べっぴんさん』・『ひよっこ』の共通点

出典:http://1noce.com
『べっぴんさん』に出演した上地雄輔さん。
上地さんが朝ドラに出演するのは、今回が初めてでしたが
上地さんが演じた役は、視聴者には大好評だったんですよ。
上地さんが演じた役:
上地さんは、『アメリカ仕込みの陽気なプロカメラマン・亀田』を演じました。
亀田の役柄:
- 映画作りのプロフェッショナル。
- 現在は大阪の制作会社に身を置いている。
世界中を旅していた龍一(森永悠希さん)と知り合いになったのをきっかけにすみれの、ある発案の実現化に向け全面的な支援をしていくという役どころでした。
上地さんの熱演によって、『べっぴんさん』にさらに面白さが増した訳ですね。
『べっぴんさん』の時代背景:『ひよっこ』との共通点
神戸市に本社を置く、子供服のメーカー『ファミリア』の創業者の一人である坂野惇子さんをモデルにした物語。
戦後、焼け跡となった神戸で立ち上がり娘や日本の女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿を描いたのが『べっぴんさん』です。
『ひよっこ』・『べっぴんさん』ともに、戦後の日本を時代背景にして日本の復興のため・家族のために立ち上がっていった元気な日本人を描いてるんです。
その元気な日本人を演じたのが、有村架純さんと上地雄輔さんなんです!
まさに、今話題の元気な女優・俳優である二人にぴったりのはまり役ですね。
この二人のドラマでの姿が、戦後の復興を支えた多くの人達の共感を呼ぶんでしょうね。
まとめ

日本の朝の定番である朝ドラも『べっぴんさん』から『ひよっこ』に、バトンタッチされましたね。
朝ドラの舞台であるロケ地も、関西から関東にバトンタッチ。
そして、上地雄輔さんから有村架純さんにバトンタッチ。
しかし、これらの朝ドラには共通点があります。
敗戦~戦後の復興~高度成長へ向かう日本人の姿を描いている事ですよね。
今、また経済の転換期にある日本。その中で今、懸命に働いている日本人へのエールなんですよ!
上地雄輔さんが、出演した『べっぴんさん』の舞台である神戸にはたくさんの人が、ロケ地探訪に行ったらしいです。
有村架純さんが、出演する『ひよっこ』の舞台である茨木県にもきっと多くの人が、観光やロケ地探訪に出向くんでしょうね。きっと!
皆さんも、一度
『ひよっこ』の舞台である茨城県に、観光に行ってみてはいかがでしょうか?
話の種に!
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