あなたは『ピーマン』と『なす』は美肌効果はもちろん、血栓予防にも役立つ野菜であることを知っていますか?
野菜の味や香り・見た目が異なるように、含まれる有効成分も、野菜によって様々な特徴があります。
今回は、ピーマンとなすに焦点を当てて、ピーマンとなすが持つ『美肌効果』・『血栓予防』についてや、お弁当にも最適なピーマンとなすを組み合わせた『簡単レシピ』・『保存方法』についてご紹介したいと思います。
これらをうまく生かし、食材を組み合わせ『互いの栄養成分が活かされる食べ方』を実践していきましょう。
お好きなところからどうぞ
なすの皮に含まれる3つの効果がすごい

あなたは料理をする時に『なす』の皮をわざわざ剥いていませんか?
実は紫紺色の皮には、ポリフェノールの1種でナスニンと言う『アントシアニン系色素』が含まれています。
アントシアニンと言えば、『ブルーベリー』が有名ですね。
ブルーベリーよりもなすの方がスーパーなどでお手軽に入手することができますよね。
なすにも含まれるアントシアニンには
- 目の疲労や視力の回復をする
- 活性酸素の働きを抑制しがんを予防する
- 血管をきれいにし動脈硬化や高血圧を予防する
といった主な3つの効果があると言われているのです。
わざわざ皮をむかなくていい料理なら、なるべく残して調理することでこれらの効果が得られます。
なすの皮は薄いので、わざわざ皮を剥かなくても食感にもあまり影響しません。
【美肌・疲労回復】ピーマンの成分・栄養価が引き立てる!

ピーマンは栄養価の高い野菜で、特に豊富に含まれているのは『ビタミン類』です。
免疫力を高めるカロテンも豊富で、油で調理するとより吸収されやすくなります。
独特の臭いのもとであるピラジンには、血液をサラサラにして『血栓や血液凝固防ぐ効果がある』といわれています。
今回はご自宅でもできるピーマンとなすを使った簡単かつ身体の中から綺麗になれるレシピをご紹介したいと思います。
ピーマンとなすをつかった簡単レシピ

出典:http://kantan-kaiketu.com/life/4702/
材料
- ピーマン 2個
- なす 3個
- 玉ねぎ 大さじ1
- カレー粉 小さじ1
- 砂糖 小さじ2
- 塩 小さじ4分の1
- コショウ 少々
- 酢 大さじ2
- サラダ油 大さじ3
- オリーブ油 大さじ2
作り方は簡単!5stepで
- なす3個は縦2つに切り、かの子に包丁目を入れ、横2つに切る。
- ピーマン2個はたて四つ割りにし、種を取る。玉ねぎは薄くきり、さらし玉ねぎにする。
- 中温の揚げ油でなすとピーマンを揚げ、油を切ってさます。
- ボールに、カレー粉小さじ1、砂糖小さじ2、塩小さじ4分の1、こしょう少々、酢大さじ2 サラダ油大さじ3、オリーヴ油大さじ2を混ぜ、マリネー液を作る。
- ④にさらし玉ねぎ大さじ1と③を入れ、冷蔵庫で1時間冷やし、味をしみ込ませる。
酸っぱいのが好きな方は、お酢の量を調節していただいてかまいません。
このレシピはとても簡単に出来ますので、何か一品追加したいなという際に大変便利です
酢にも沢山の効果があります。
簡単に、酢の持つ効果をまとめたものを紹介します。
身体に嬉しい!お酢のステキな8つの効果

便秘解消
抗菌効果により腸内の有害細菌を減らし、腸内の働きが活発になることで、便意がスムーズになるといった効果 が期待できます。
口臭予防
抗菌効果により口腔内や消化器官の有害菌に対し雑菌の繁殖を抑えることで、口臭予防ができます。
ダイエット
酢酸によるエネルギー燃焼、アミノ酸による脂肪分解など、ダイエットに役立つ効能が豊富です。
高血圧の予防
血管を拡張して血液の流れを良くして、血圧を下げます。
疲労回復
酢は、酢酸が主体。酢酸は、糖分と一緒にとることで、疲労回復に役立つ報告等もあります。
冷え解消
血流改善効果で冷え性も軽減します。
胃もたれや消化不良を防止
唾液の分泌を促して、胃の働きを活発にして、消化を促進する働きがあります。
アルコールの吸収を穏やかにする
飲酒前に酢を飲むことで効果があるといわれています。
血液がサラサラになる
血行がよくなることで(血液の循環)、肩こりや手足のしびれなどに効果、新陳代謝もよくなります。
ストレス解消
お酢は精神安定に欠かせないカルシウムの吸収を良くするので、ストレス解消には「お酢+カルシウム」をぜひ。
【のどの痛み・違和感】炎症を抑える
風邪に塩水のうがいが良いとは有名ですが、その塩水にお酢を加えてみましょう!
先ほど紹介したレシピはとても簡単に出来ますので、何か一品追加したいなという際に大変便利です。
いちど油で揚げているのですがさっぱりしていて、実は『白ワイン』との相性も抜群なんです。
白ワインにもピーマンやなすと同様に身体にとって良い成分が沢山含まれています。
そこで、少し白ワインの効果についてご紹介していきます。
お酢との相性抜群!?白ワイン3つの効果がすごい

便秘解消
白ワインに含まれる有機酸は腸内のpHを下げ弱酸性に保ちます。
それにより、善玉菌だけを腸内に残し、悪玉菌を殺します。
このように、腸内のバランスを良好に保ち、便秘や下痢を防ぐだけでなく、大腸癌までも予防する作用があるのです。
むくみの改善
お酒を飲むと、心配になるのがむくみですよね。白ワインなら、安心です!
白ワインは適量であればむくみを解消してくれます。
カリウムの量が多い白ワインは体内の余分なナトリウムを排出してくれる働きがあります。
その働きによって利尿作用が高まり、新陳代謝が活発になり、『余分な水分や老廃物を排出できる』のです。
ダイエットや美容効果も♡
白ワインにもポリフェノールは含まれています。
便秘解消だけではなく、カルシウムの吸収も良くなり、肌荒れにも効果的な白ワインは、女性の嬉しい味方ですね。
代謝がよくなることでダイエットにもなるのですね。さらに余分なナトリウムを排出することで、血圧を下げる効果もあると言われています。
白ワインには、カルシウムとマグネシウムがバランス良く含まれています。
カルシウムとマグネシウムは、お互い助け合って血行を保っているため、血行が良くなり冷え取りに繋がります。
肌の新陳代謝も活性化され、肌荒れやシミ、シワ、ニキビなどの肌トラブル解消に繋がります。
知っておきたい!なすとピーマンの保存法が効果を最大限に

・なす
風にあてなければ常温で2、3日は保存できます。
冷気にあてるとしぼむので、新聞紙で包んでポリ袋に入れてから冷蔵庫で保存します。
・ピーマン
痛みの原因となる水気を徹底的にとり、ビニール袋に入れて冷蔵庫で1週間保存できます。
古くなると黒ずんで味も落ちてしまいます。
まとめ

出典:Locari(ロカリ)
ピーマンは美肌に、なすは血管をきれいに、生活習慣病対策にも役立ちます。
今回はピーマン、なす、酢を使った自宅でも簡単にできるレシピを紹介させて頂きました。
白ワインにも便秘・むくみ解消、ダイエット、美容効果があり、なすを使ったお酢料理との相性が抜群だったんです。
ピーマン、なすの簡単レシピと一緒に白ワインを嗜んで、内面から綺麗になっていきましょう。
是非取り入れてみてくださいね♪
ピーマンの保存方法 勉強になりました。水気があるといけないんですね。なすと炒めると とっても美味しいです。