バレンタインデーにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにはお返しをしますよね♪
ホワイトデーのお返しはなにが良いのか、あれやこれやと考えをめぐらすものです。
一方で、衝撃的な真実が潜んでいるのも事実。
というのも『甘いお菓子を食べすぎると頭痛になる』ことがあるのです。
ホワイトデーには甘いお菓子が定番のようですが、これが原因で頭痛が起きるなど、安易にお返しなどとできないような雰囲気にもなってしまいますよね。
なぜ、甘いお菓子が原因で頭痛になるのか考えてることにします。
お好きなところからどうぞ
嫌な偏頭痛どうしてなるの?

原因は血管収縮作用がある『チラミン』という物質が悪さを起こすことが原因のように言われています。
世の中には甘いものを食べると頭痛をおこす人がいるのをご存知でしょうか?
女性の多くは『甘いもの好き』だと思われがちですが、これらの食品で頭痛をおこす人がいるのです。
その原因となるのは『チラミン』という物質です。
頭痛の原因 チラミンってなに?

チラミンという物質は、専門書によると、以下のように説明がされています。
チラミンは、動物及び植物に広く分布し、生体内の酵素により産生されるモノアミン(神経伝達物質または神経修飾物質の総称)である。
食物中のタンパク質が微生物により分解を受けることにより生じる腐敗アミンとしても産生される。チラミンは、特にチーズや赤ワイン、チョコレートなどの食品に多く含有される。
疫学的調査では、
- チョコレート
- 赤ワイン
- チーズ
などにチラミンが含まれており、それによって頭痛が誘発される人がいると報告されています。
チラミンを含む食品を具体的に挙げると、チョコレートやココアなどのカカオ製品、赤ワイン、チーズ以外にも、
- 漬け物類
- 発酵食品
- 薫製魚
- トリの肝臓
- イチジク
- 豆の一部
などや柑橘類が知られています。
チラミンが頭痛を誘発するわけ
では、なぜチラミンによって頭痛が誘発されるのか?
チラミンには血管収縮作用(収縮作用消失から拡張への反転)があり、その作用によって片頭痛発作が誘発されていると考えられています。
片頭痛(へんずつう)とは、頭痛の一種で、偏頭痛とも表記する。
頭の片側のみに発作的に発生し、脈打つような痛みや嘔吐などの症状を伴うのが特徴です。
- 軽度から激しい頭痛
- 体の知覚の変化
- 吐き気
といった症状によって特徴付けられる神経学的症候群です。
生理学的には、片頭痛は男性よりも低血圧の女性に多い神経学的疾患です。
と、言うように偏頭痛について説明がされています。
最近では
- お菓子
- ジュース
の人工甘味料も、頭痛を誘発する添加物として報告されるようになってきました。
これらの人工甘味料は、ダイエットのために使用されます。
しかし、人工甘味料が含まれた食品と知らずに摂取していることもあるので注意してください。
低カロリーをうたったお菓子やクッキーに知らずに使用されていることも多いのです。
アルコールで起こる頭痛の原因は?

食品で最も注意が必要なものはアルコールです。
アルコールによる頭痛は、
- 即時型アルコール誘発頭痛 3時間以内に発現し72時間以内に消失するもの
- 遅発型アルコール誘発頭痛 5〜12時間以内に発現し72時間以内に消失する
と定義されています。
一般的に片頭痛は、血管拡張を来す環境下で誘発しやすく、頭痛は血中アルコール濃度が低下ないし消失してから出現することが多いとされています。
赤ワインを飲むと偏頭痛になるの?
アルコールの中でも、特に赤ワインには注意が必要とされています。
赤ワインには、血管を拡張させる働きがあるポリフェノールを多く含んでいるだけではなく、血圧を上昇させる作用があるチラミンが含まれているからです。
アルコールは飲み過ぎないよう注意することに越してことはありませんが、アルコールを飲むなら赤ワイン以外にするなど、偏頭痛への予防策としても注意の必要もあるようです。
そして、このチラミンは熟成したチーズやチョコなどにも含まれているので、本来ならオシャレなはずのワインとチーズ、チョコの組み合わせは、偏頭痛で悩ませる原因になるのです。
偏頭痛は、一度痛みが起きると何時間も、酷いと何日もズキズキ痛んで、何もできなくなってしまうのでとても辛いものです。
前兆がある人もいますが、前兆が起こらずいきなり頭痛が始まる人もいます。
一度でも偏頭痛で悩まされた事があるなら、予防をに心がけることが必要です。
因みに頭痛、偏頭痛といわれる症状には専門書によると、次のような種類があるようです。
頭痛というと『片頭痛』『頭痛もち』など慢性頭痛をイメージしますが、頭痛にも種類があるのです。
1.日常的な生体反応としての頭痛
- 二日酔いのとき
- アイスクリームを食べたとき
など頭が痛くなることがあります。
これは誰にでも起こる生体反応としての頭痛です。
2.脳や全身の病気が原因の頭痛(症候性頭痛)
脳の病気やその他なんらかの病気が原因となって起こる頭痛です。
慢性頭痛とはちがい、なかには命にかかわるものもあります。
3.頭痛もちの頭痛(慢性頭痛)
- 片頭痛
- 緊張型頭痛
- 群発頭痛
など、いわゆる頭痛もちの頭痛です。
一口に慢性頭痛といってもその種類ごとに痛み方などにも差異があり、そのタイプにあった対処が必要になります。
アルコール以外の頭痛の原因
頭痛持ちの人に何が原因なのか、自分で思い当たる事を聞いてみると、
- 肩や首のコリ
- 目の疲れ
- ストレス
などを上げる人が多いようです。
実際パソコンを長時間していたり、仕事や家庭でストレスがあったら頭痛が起こっている事もあるでしょうが、それ以外でも頭痛は起こるのです。
偏頭痛のウンチクで高感度UP!

春は歓送迎会の季節ですが、そういう意味でも酒類の摂取には注意が必要で、決して人に無理矢理すすめてはいけません。
もし、あなたのまわりで、頭痛持ちの方がいたら、食品によって頭痛をおこすことがないかどうか、一度聞いてみてください。
そして、その中に頭痛を誘発するような食品があった場合には、できるだけ誘発食品を避けることを教えてあげてください。
きっとあなたの好感度はup間違いなしです。
ま と め

ホワイトデーに甘いお菓子は禁物?
頭痛の原因になる物質が含まれているというのです。
そして、偏頭痛は女性に多いと言われると、尚さらにホワイトデーにお菓子を贈ることを考えてしまいます。
折角もらったバレンタインデーチョコのお返しに、心を込めたお菓子のお返しを贈ると、それが頭痛の原因になってしまうという。
まさに頭痛の種のようでした。
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