名優・神山繁さんが、以前より患っていた病気のため87歳という年齢でお亡くなりになりました。
神山さんは同月16日に米寿(88歳)の祝いを迎えるはずでした。
『踊る大捜査線』や『アストレイジ ビヨンド』でいかりやさんなどと活躍した神山繁さん。
目で語り合うシーンなどが印象的で、『名脇役』だなんて世間では呼ばれていましたね。
そんな神山繁さんが天国へ旅立たれたということで、その死因となった病気はなんだったのか?どのような方だったのか?
名俳優・神山繁さんの死因となった恐怖の病気と、過去のご活躍を振り返り、教訓としていきたいと思います。
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名俳優・名脇役『神山繁』の活躍・経歴

俳優として長い間活動してきた神山繁さんがお亡くなりになりましたね。
最近テレビで見ることがなくなり映像でしかその姿を見ることはありませんでした。
神山繁さんは踊る大捜査線で出演したことでも有名で知っている人も多いと思います。
名脇役として数々のドラマに出演し続けブレイクしました。
神山繁さんは俳優としての活躍だけでなく俳優をする前には、東京に合った山王ホテルでの勤務経験もあり演出研究生としても活躍していました。
これらの経験は俳優デビューしてからも大きく活きてきました。
今、スカパーの専門チャンネルでも神山繁さんが出演されてきたドラマはほぼ毎週のように放送されていますので、幅広い世代で認知度はあ高いでしょう。
これから追悼番組で特集が組まれることも考えられます。
何といっても『踊る大捜査線』を始め、『アウトレジ ビヨンド』などの渋い演技は記憶に新しいのではないでしょうか?
個人的には今でも忘れられないほどかっこよかったと思います。
神山さんは海軍経理学校(38期)出身。
趣味は陶器などの美術鑑賞で、現在は京都に暮らしていました。
英語も堪能で、ハリウッド映画『ブラックレイン』(89年、リドリー・スコット監督)にも出演。
2007年にはNHKの教育番組『英語でしゃべらナイト』に最高齢で出演している。
1952年、文学座に入り、演出助手の後、俳優に。
75年に演劇集団『円』の旗揚げに加わった正統派の新劇俳優。
気骨があり、地位も品もある役柄を多く演じました。
その他にも出演作は多岐にわたり、映画『にごりえ』(53年、今井正監督)、近年は『ホーム・スイートホーム』(2000年)で、痴呆症状が現れ始めた元オペラ歌手の父親役を主演しました。
神山繁さんは平成4年に再婚されています。
一般の方で女優ではないそうですね。
文野朋子さんが最初の結婚された相手のようです。
そんな名脇役として知られた俳優・神山繁(こうやま・しげる)さんが今月3日に亡くなっていたことが16日、分かりました。
87歳。所属事務所が同日、公式サイトで訃報を伝えました。
神山さんはきょう16日に米寿(88歳)の祝いを迎えるはずだったようなんです。
所属事務所によると、『葬式無用、戒名不要』という生前の本人の意思を尊重し、近親者のみで見送ったそうです。
神山繁さんをも苦しめた『肺炎』とは

実は、神山繁さんの死因は肺炎という病気が原因であったとされています。
近年では日本人の死亡原因の順位を上げている肺炎。
風邪の延長?だなんて噂にもなったりしていますが、これが本当に怖い病気なんです。
ほんの些細な風邪が肺炎へとつながり、年代問わず重症化することなんて当然のようにあるのです。
神山さんもその一例であったのではないでしょうか?
現在、肺炎は、日本人の死因の中で
- がん
- 心疾患
に続いて第3位となり、肺炎で亡くなる方は、年間で約12万人に達します。
その内の96.8%が65歳以上です。
高度高齢化社会を迎えた日本では、肺炎予防の重要性が増しています。
肺炎にかからないためにはワクチン接種などの予防対策が重要です。
高齢者の場合は、肺炎になっていても以下のような症状が出ず、元気がなかったり食欲がないだけのこともあるので、注意が必要です。
肺炎の主な5つの症状
高熱
38度以上の高熱が出ます。
ただし、高齢者の肺炎の場合は、熱が出ないこともあります。
咳・痰
激しい咳が出ます。非定型肺炎の場合は、痰を伴わない乾いた咳が長く続くことが多く、細菌性肺炎の場合は、黄色や緑色を帯びた痰を伴う湿った咳が出ることがあります。
病原微生物の種類や炎症の場所によって異なるので、適切な治療を受けるためにも、痰の色や粘性などは医師に伝えましょう。
胸が苦しい(呼吸困難)
血液の中の成分や細胞内液が染み出て肺胞の中に水がたまり、胸が苦しくなることがあります。
重症になると、血液の中の酸素が不足して、顔や唇が紫色になるチアノーゼが現れることもあります。
胸が痛む(胸痛)
炎症が肺を包んでいる「胸膜」にまで及ぶと、胸が痛くなることがあります。
その他の症状
- 食欲不振
- 倦怠感
- 悪寒
- 筋肉痛
- 関節痛
- 頭痛
などの症状が出ることがあります。
また、呼吸数や脈が早くなります。
神山繁の入院先の病院はどこだった?
神山繁さんが入院していた病院は、広島県呉市出身だということでご自宅がそちらだとすると、呉市の病院に入院していた可能性が高いですね。
そこで肺炎の治療も行ってきたのでしょう。
今は東京都内まで行かなくても、地方にも大きな病院や専門機関である程度本格的な治療は受けられるように医療も進歩しましたから、ご自宅のある近くの病院であると考えられます。
まとめ

名優の死去は本当に残念でした。
心からご冥福をお祈りするとともに、生前のご活躍と肺炎という恐怖の病気であることをご教授いただいたこととし、今後の教訓にすべきではないでしょうか?
神山繁さんを苦しめた死因である肺炎。
この病気は本当に侮ってはいけません…
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