あなたが普段食べているお肉。
これってほとんどが加工肉ですよね。
加工肉などのリスクを知ったうえで、製薬会社は加工食品などの開発に携わりうながらも、インフルエンザの新薬の開発なんかも進めているんです。
あなたは知っていましたか?
加工肉には安全性を確保しながらも、加工されたことによるリスクも抱えています。
それは私たちの健康においても同様です。
でも、インフルエンザ治療薬の開発なんかもしているとは興味深いですよね。
どのような関係があるのでしょうか?
驚きの内容をご覧ください。
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加工肉ってヤバいの!?健康リスクと安全性

ハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉を1日50グラム食べると、大腸がんになるリスクが18%高まります。
こんな衝撃的な報告が世界保健機関(WHO)傘下の専門組織、国際がん研究機関(IARC)によって公表されました。
これは2016年10月26日のことです。
この場合の加工肉とは、賞味期限を延ばしたり味を変えるために加工されたもので、加工の主な手段は
- 燻製
- 塩漬け
- 塩や保存料の追加
などです。
具体的な加工肉としては
- ベーコン
- ソーセージ
- ホットドッグ
- サラミ
- コーンビーフ
- ビーフジャーキー
- ハム
- 肉の缶詰
- 肉ベースのソース
などが含まれる。
発がん性のリスクがあるのは、主に肉の加工に使われる化学物質ですが、高温度による調理でも、発がん性物質を作り出すことがあるとしています。
バーベキューなどでも発がん性が高まるということだそうです。
しかし、AFPによると世界有数の食肉輸出国であるオーストラリアのバーナビー・ジョイス(Barnaby Joyce)農相は10月27日、加工肉が大腸がんの原因となると結論付けたこの報告書について、(加工肉が)喫煙と同じ程度の危険があるとするのは『笑いぐさ』だと批判的なコメントをラジオ放送で公にしたと報じています。
農相は、『現代では全ての発がん性物質を避けて日常生活を送ることは不可能だ。ソーセージを1本食べたら大腸がんで死ぬなどと過剰反応してはならない。なぜなら、食べても死なないからだ』などとも発言したといわれています。
もともとWHOの報告は、世界800件の研究・論文などを精査した結果、十分に根拠のあることとし、加工肉に大腸がんを引き起こす証拠が得られたと発表しました。
その分類は、アルコールやアスベスト、たばこなどと同じグループ1の発がん性物質です。これに対して、ナンセンスだと噛み付いたもの。
アメリカの食肉団体もWHOの報告は根拠が弱く、一貫性のないデータを用いていると反発しています。
しかし、加工肉の世界はさらに先に進んでいるのではないのか?
ベーコンやソーセージどころではないのです。
日本で口にしている『成型肉』の安全性はどうなのか?こんな風に思ってしまいます。
また、『結着肉』と『霜ふり加工肉(インジェクション加工肉)』、『やわらか加工肉』など、消費者が知らず口にしている食品添加物の実態が見えなさ過ぎるのです。
知ってしまえば食べることを悍ましいと感じるものばかりです。
WHOにはぜひとも成型肉の安全性に関する調査をして欲しいものです。
胃がんのリスクもあるってマジ!?

前述したように、加工肉については世界保健機構(WHO)の専門の国際がん研究機関(IARC)が『加工肉は発がん性につながる物質が加工段階で生成される』と指摘していますが、1日50g食べると大腸がんのリスクが18%増加するとも同時に公表していますね。
その50gというのは、ソーセージなら2~3本、ハムなら3~4枚程度となる。
これに対して、各国の関係者が反発し、とくに加工肉の生産大国では批判が続出しました。
このため、WHOは後日、「加工肉を食べないよう要請するものではない」とする声明を出して、沈静化を図る異例の事態に。
WHOは肉の摂取自体は『健康上のメリットもある』ことを認めており、Cancer Research UK(=英国のがん研究機関)に名を連ねるオックスフォード大学教授もWHOの分類にこんな談話を寄せていた。
「なにも加工肉や赤肉を一切口にしてはいけない、というわけではないでしょう。たくさん食べる人は、減らす方向で臨むのが賢明だろう。何ごともほどほどが肝要というのが健康な食生活の基本ですからね」
それなら昨今、日本に多く流通する「成型肉」(結着肉)はどうなのか?
活況著しい「霜降り加工肉」も……。多くの消費者は、成型肉が「加工」されていることをあまり意識せずに購入している節がある。新たな「加工肉」を巡る論議が起こりそうな気配ではないでしょうか。
つまり、これらの「飲み過ぎ」「食べ過ぎ」「太り過ぎ」が進むほど、胃がんリスク上昇の可能性は否めないといいます。
これは、つい先日、米国がん研究機関(AICR)および世界がん研究基金(WCRF)から発表された、かなり具体的な数値を含む報告だったんです。
発症回避は日々の自己選択が超重要

今回の研究では
- 胃がんと食事
- 胃がんと身体活動
- 胃がんと体重
について、現行で入手可能な広範の科学的データを用い、組み合わせて分析したという。
解析に際しては、成人1750万人(胃がん患者7万7000人を含む)対象の研究69報が用いられました。
また、今回の研究では『食道に近い胃上部のがん』と『胃下部のがん』の2種類を分け、各リスク因子が及ぼす影響も検討されました。
その結果、米国内の胃がん患者のうち約7人に1人は、リスク低減の生活次第で発症を避けられた可能性が読み取れたのです。
つまり、毎日の飲酒量を3杯未満に抑え、加工肉を口にせず、健康体重を意識して維持していれば「避けられたかもしれない」というのです。
それを数値に置き換えれば、毎年約4000例の胃がん発症(減)に相当するという。
AICRのAlice Bender氏によれば、
「これらの関連性に強い根拠(evidence)を示した報告例は、今回のものが初めてだと自負しています。各人が、がんリスクを低減するためにできることがあり、その違いは日々の選択(積み重ね)から生まれてくるのです」
こういった加工肉などのリスクを知ったうえで、製薬会社は加工食品などの開発に携わりうながらも、インフルエンザの新薬の開発なんかも進めているんです。
あなたは知っていましたか?
驚きの内容をご覧ください。
世界初!1日で治療できるインフルエンザ治療薬

塩野義製薬が、インフルエンザを1日で治療できる世界初の新薬を2018年にも国内で実用化すると発表しました。
この新薬に関して、厚生労働省も画期的な新薬の早期の実用化を促す『先駆け審査指定制度』で優先的に審査する方針です。
従来の薬はインフルエンザウイルスの拡散を抑えるもので、増殖そのものを抑えることはできなかったのです。
新薬は人体に入ったウイルスが増殖するときに使うわれる酵素の働きを阻害するもので、ウイルスそのものが増殖できず死滅させます。
飲み薬として従来品と全く違う仕組みで効くといわれています。
現在、インフルエンザ治療薬としては、主に次の5種類。
- オセルタミビル(商品名・タミフル)
- ザナミビル(商品名・リレンザ)
- アマンタジン(商品名・シンメトレルなど)
- ペラミビル(商品名・ラピアクタ)
- ラニナミビル(商品名・イナビル)。
オセルタミビルとアマンタジンは内服薬、ザナミビルとラニナミビルは吸入薬、ペラミビルは点滴薬です。
これ以外でも、エボラ出血熱の治療薬候補となっている『ファビピラビル(商品名・アビガン)』、最近の研究で臨床的な効果が確認されつつある漢方薬の『麻黄湯(まおうとう)』もあるが、いずれも決定打とはなっていない用なんです。
タミフルでは、服用を5日間程度続ける必要があり、患者の負担も結構大きいのではないでしょうか。
塩野義はすでに国内での臨床研究(治験)に着手しており、今年11月以降には数百人規模の治験を行い、その有効性などを確認するそうです。
2017年にも新薬としての承認申請をし、早ければ18年に実用化を目指しているのです。
まとめ

私たちは、栄養や楽しみ、欲求などを満たすために日々加工肉を食べています。
そんな加工肉にはもちろんメリットもありますが、健康リスクといったデメリットも多く存在します。
『がん』のりすくがあるんなんて本当に怖いですよね。
しかし、当たり前のように『食べ過ぎない』『飲みすぎない』ということに気を付けていれば、楽しんで食事をし健康的に生きていくことができるということです。
製薬会社はこういったリスクも掲載したうえで私たちに食品や薬品を提供しています。
インフルエンザも同様に、感染予防行動をみんながしっかりと取れれば、いくら感染力が強くても予防できる場合がい多いのが現状です。
1日でインフルエンザの治療ができちゃうなんて、とても便利ですが当然お金もかかりますよね。
様々な治療薬が開発され、世に出回っていますが、そういったものの存在に頼る前に、まずはあなたの生活習慣から見直していきあなたの大切な人へを伝えていってくださいね。
加工肉はあまりよくないということは聞いたことがありましたが、大腸がん・胃がんの可能性を高めるということなんですね。遠ざかるようにしたいです。
加工肉もそうかもしれませんが、肉や魚のコゲには発がん性物質があるそうです。それを聞いて一切のコゲを食べない生活を心掛けています。