妊婦さんは座り方にも神経を使いますうよね。
妊娠したことが確認できて、赤ちゃんが産まれるまでの間は、お腹の中で育っていきます。
その発育に併せて妊婦さんのお腹も大きくなっていきます。
そこには、日常的に立つことや座ることのしぐさが伴います。
- ソファーや床であぐらをかいていいの?
- 体育座りはどうなの?
なんて疑問や悩みだってあるものですよね。
そこで、妊婦さんの座り方で注意したいことや楽な座り方などをご紹介していきます!
妊娠初期~後期にかけてもどこでどう座るのか?って結構重要ですし、負担もかなり軽減できます。
出産後のことにも影響しますので、ぜひとも参考にしてみてくださいね!
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妊娠発覚~初期

さて、どうしたら良いのか。
産まれてくるまでの生活や行動はどうしたら良いのかまず考え行きますよね。
初期から中期と過ごしていくうちには、どうしてもお腹が大きくなってきます。
そんな時を考えると、日常での
- 立つ
- 座る
- 寝る
などの所作がどのように変化していくのか考えてしまうようです。
普通に考えても太ってくるとこのような動きが苦痛になり、どうしても動きが緩慢になり、チョットしたことで
- 腰を痛めたり
- 膝を痛めたり
と、下半身に負担がかかり、怪我をしたり怪我をしないようにと、運動不足にもなってしまいます。
妊婦さんになると、このような状態に加えてお腹の中に赤ちゃんがいるのです。
単純に肥満と妊娠によるそのことと比較することはできませんが、妊婦さんの場合はお腹の中にいる赤ちゃんのことも含めて、常に健康で安全な日常を考えなければいけません。
座ることへの不安

そして、日常で最も気をつけたいことが『座る』ということです。
- 立つ、歩くという行動は、歩き方と姿勢に気をつける
- 寝るということは、お腹を圧迫しないようにあお向けか横向きかの姿勢に気をつける。
しかし、『座る』という行動には色々なシチュエーションがあります。
- 椅子に座る
- 柔らかいソファーに座る
- 畳に座る
- 床に座る
- 乗り物のシートに座る
などと、器具や場所によつて姿勢が変わってきます。
そして、大きなお腹に負担をかけるということになり、時として想定外の事態に遭遇してしまうなど、常に危険と背中わせの日常が続きます。
赤ちゃんが無事産まれるまでの期間の妊婦さんの行動の全てが『赤ちゃんのためであり、自分のためでもあるのです。』
まずは母子手帳の交付を

少し妊婦さんの座りかたとは話題はそれますが、赤ちゃんができたという時に、母子手帳の交付を受けるという事があります。
チョット、そのことに触れてみたいと思います。
母子健康手帳
妊娠が確定したら、できるだけ早い時期に『母子健康手帳』をもらいましょう。
基本的には、胎児心拍が確認できたら医師から『母子健康手帳をもらって来て下さい』
という指示がある場合があります。
遅くとも妊娠8~12週までにはもらいましょう。
母子健康手帳は住民票のある市町村の役所や保健所などで交付されます。
- 妊婦さん自身がもらいにいきます
- 無理な場合は夫や家族でも可能です
母子健康手帳の交付は、市役所や保健所にある、妊娠届の用紙に必要事項を記入し提出すると、その場で交付してもらえます。
地域によっては妊娠証明書が、必要な地域もあります。
かかっている産婦人科で詳しい指導がありますので確認してください。
母子健康手帳の内容
母子健康手帳(母子手帳)は、お母さんと赤ちゃんの健康管理を目的としています。
出産までの記録
家族構成
父親、母親の氏名や年齢、職業、同胞の年齢など。
母親の様子
身長や体重、最終月経や月経初日、既往症やアレルギーなど出産に必要な情報があります。
妊婦検診の結果を記入する欄
受診月日、妊娠週数、体重、血圧、腹囲、子宮底など妊婦健康診査の結果を医師や助産師、看護師がが記入されます。
出産の様子
出産月日、出産時の妊娠週数、分娩時間、分娩方法、出血量などの他に、赤ちゃんの身長や体重、胸囲などの他に出生時の赤ちゃんの様子を医師や助産師、看護師が記入します。
出産後の記録
出産後の様子
入院中の母親の様子、赤ちゃんの様子、10日目検診、1ヶ月検診の母親と赤ちゃんの様子を医師や助産師、看護師が記入します。
赤ちゃんが小学校入学までの様子
誕生から小学校入学までの成長や発達の様子を母親や父親が記入します。
1歳半、3歳児検診などの結果、予防接種の時期などを記入。
子育ての様子や発達の様子を記入します。
妊婦検診の無料券や検査表など
母子健康手帳と一緒に、妊婦健康診査で受ける検査の用紙が2枚入っていて、前期と後期の2回、妊婦健康診査が無料で受けられます。
地域によって違いがありますから交付の際に行われる説明をしっかりと聞いておきましょう。
と言うように、妊婦さんにとって一番最初に行なう最高に大切な行動なのです。
母子手帳を受け取ることで、ママへのスタートラインに立ったわけなのです。
初期、中期、後期と徐々にお腹の赤ちゃんが育ち、そして妊婦さんは『お腹が大きくなってきます。』
そして段階的にお腹が気になりはじめ動くことへの負担を感じはじながら『座る』ことへの大変さ、辛さがではじめてくるのです。
座るのって大変!座り方が重要な理由は?

お腹が大きくなって来ると、胎児に負担が無い様に、座る事が大事ですが、妊娠初期でも、座り方が悪いと骨盤が歪んでしまい、便秘や肩こりの原因に成ります。
妊娠中の正しい姿勢のとり方
妊娠中の反り身の姿勢は、腰痛の原因となるためできるだけ正しい姿勢をとるよう心がけることが大切です。
正しい姿勢とは、
- 頸を伸ばす。
- 下腹部を引っ込める。
- 臀部の筋肉を収縮させて骨盤を上方に傾ける。
- 両足を床につける。
と言うように、この正しい姿勢で
- 立つ
- 歩く
- 座る
ように心がけることで、
- 胎児の位置を正しく保ち
- 胎児の重さを骨盤がしっかりと支え
- 全身の筋肉のバランスも保つことができます。
楽な座り方
クッションを敷いて座る
手頃なクッションが無ければ、タオル等を重ねても良いですが、背筋を伸ばした上で、正座かあぐらで座り、尾てい骨の位置に、クッションやタオルを敷きます。
椅子に座る時も同様で、背筋を伸ばして座り、尾てい骨の辺りにクッションやタオルを敷きます。
自宅の場合は、座布団やクッション等を、気兼ね無く用いる事が出来ます。
外出先、特に、電車やバス等の公共の乗り物や、公共の施設ではなかなか自由にならないので、バッグ等にタオルを数枚入れて、座る時に使用すると良いでしょう。
気をつけなければいけない座り方
横座り
横座りで座ると、どちらか片方に重心が置かれる事に成る結果、骨盤にずれが生じ、更には、背骨もS字に曲がってしまいます。
ぺしゃんこ座り
ぺしゃんこ座りで座っていると、骨盤の緩みの原因に成り、胎児が下がり易く成ってしまいますから、絶対に避けましょう。
と言う以前に、猫背に成り易いので、根本的にお勧めは出来ません。
スマホ(パソコン)座り
椅子に座る時に要注意なのが、このスマホ座りです。
スマホ使用時に限らず、携帯ゲーム機等でも成り易いですが、この座り方は骨盤を圧迫して、骨盤を開かせてしまいます。
足を組んで座る
足を組んで座る事は、骨盤の歪みや、ずれを生じさせます。
仕事場でのデスクワークや、電車に乗る時等も、足を組むのは止めましょう。
座る時の注意点としてですが、長時間ずっと座る事は控えましょう。
長時間座り続けていると、血管が圧迫されてしまい、
- むくみ
- 足のしびれ
- 胎児への血液供給の阻害
にも成ります。
目安としては1時間に1回は、5分程足腰を伸ばして休憩することが良いです。
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座り方に良いアイテム探し

妊婦さんの座り方の補助アイテムには、どんなものがあるのか探してみたいと思います。
実際に色々と使って見ても、使用度は個人差もあり、補助アイテムに一長一短あるので、一般的にこんなアイテムは使えそうと思われるオススメのものを紹介していきたいと思います。
ビーズクッション
ボディラインにピッタリとフィットし、体重を分散する構造なので、妊婦さんでも安心して使える、オススメのビーズクッションです!
サイズや質感などにもよりますが、大体3千円から7千円前後で揃えられるようです。
また、身体に無理がなく、ゆったりとした姿勢で座れるジャンボサイズなビーズクッションでも1万円前後で購入する事ができるようです。
背もたれ・クッション
体型を選ばない作り、デスクワーク等で、椅子に座る時には
- 腰痛 クッション
- オフィス 腰痛対策 ビーズクッション
- 運転、車 椅子用腰当て・背あてなど
- 骨盤矯正用背もたれ
大体3千円から5千円前後で購入できるようです。
携帯座布団
外出時には、持って行きたいアイテムと言えます。
- 座る際に体重が掛かる
- お尻周辺をしっかりと支えてくれる
ので、安心して使うことが出来ます!
- 骨盤 円座クッション
- 携帯クッション
- 腰痛 痔 椅子
- 座布団
大体1千円から3千円前後で購入する事ができるようです。
抱きまくら
健康な人でも、座るのすら疲れる時があります。
妊婦さんは特に、無理は出来ませんので、座るのが辛い時等に便利に使えるようです。
洗える抱きまくらなど品数も豊富にあり、3千円から5千円前後での購入ができるようです。
このように妊婦さんの安心して使えるクッションなど、メーカー、素材、サイズなどにもよりますが、大体1千円から5千円程度で購入ができるようです。
ただし、キャンペーンなどで価格変動があったり在庫がなかったりしますので、それぞれ販売先にまずは確認することが良いでしょう。
- 出産が間近な方も
- 妊娠して間も無い方も
御自身や胎児に無理の無い姿勢で、安心して出産が出来る様、座る姿勢には気を付けましょう。
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ま と め

妊娠したことが確認されて出産するまでの妊婦さんは色々な体験をしていくようです。
特に身の安全に留意した行動が、日常的に求められてきます。
たつ、座る、寝るしぐさのひとつひとつの気遣いが、元気で健康な赤ちゃんの誕生になるのです。
そして、妊婦さんの座り方にもその場その場で違いがあります。
座る姿勢にも十分に気をつけてマタニティライフを過ごしましょう。
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