『何でうちの子はしょっちゅう風邪を引くんだろう?』
なんてお困りの方も多いかと思います。
特に、外で働いているママにとっては、子供が風邪を引くたびに仕事を抜けたり休んだりしなければなりません。
子供は体調が悪くて辛そうだし、仕事場からの無言のプレッシャーで自分も辛いし、子供が風邪をひきにくくする方法がないものかと思いますよね。
風邪を引くにくい子供と、引きやすい子供。
何がどう違うのか?
風邪をひきにくくする方法は一体どうしたらいいのか?
全てを解決するために、『根本的に免疫力を上げる方法』に着目してご紹介してきます!
お好きなところからどうぞ
風邪を引くにくい子供と引きやすい子供の『差』

免疫力の差

年齢が同じでも身長や体重、髪の毛の太さや肌の色がみんなちょっとずつ違いますよね。
免疫力もそれと同じく、免疫力が高めで生まれ育ってきた子供、ちょっと弱めで生まれ育ってきた子供がいます。
免疫力の個体差は、母親の胎盤にどれだけ免疫抗体が含まれていたか、普段の生活習慣によって変わります。
当然、免疫力の高めの子供の方が風邪を引くにくい体質になります。
母親の胎盤は今更どうすることもできません。
子供が風邪を引きにくくなるには、生活習慣で免疫力を高めていけるかがポイントです。
集団生活

同じ年齢でも家で家族と過ごす時間が大半の子供と、保育園や幼稚園に通っている子供とでは、風邪菌に接触する機会にはずいぶん差があります。
集団生活している子供の方が、風邪菌に接触する機会は当然多く、集団生活をしている子供が風邪を引きやすいというのは、ある意味当たり前の話です。
しかし、集団生活をしている子供の中でも、免疫力が高い子供の方がやはり風邪を引きにくくなります。
そもそも免疫力ってなに?

免疫とは病原菌やウイルスなどの外敵の侵入を防いだり、 体内にできた害をもたらす細胞を除去するという自己防衛機能のことです。
体内で発生したガン細胞や、外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し、撃退するその仕組みは実に精巧にできており、いくつもの免疫細胞が協調しあって働いているのです。
免疫細胞たちは、あなたが意識していない間にもガン細胞を死滅させたり、風邪などの病気にかからないように外敵の侵入を防いだりしてくれて、いつも体を守ってくれている、いわばボディーガードなんです。
風邪を引きにくくする最も効果的な3つの方法
子供の免疫力は、普段の生活習慣によって強くすることが可能なのです。
昔から耳にタコができるほど言われている
- 早寝早起き
- 3食しっかりバランスよく食べる
- 子供は風の子
は、やっぱり強い身体(免疫力)を作るには欠かせないものです。
その中でも一番大切なのが『食事』つまりは、栄養状態です。
いつもお腹いっぱい食べる=栄養状態がいいということじゃなくて、身体を形作るのにバランスのいい栄養が摂れている=栄養状態がいいということになります。
子供の免疫力を上げる7つの栄養素

たんぱく質

含まれている食品
- 魚
- 肉類
- 卵
- 豆類
- 乳製品
得られる効果
たんぱく質は言い換えると「身体の素」でパンに例えると小麦粉みたいなものです。
コレが足りていないと、身体が作れません。
身体の各機能を動かす以前に、身体の各機能を作る役割がたんぱく質なのです。
ビタミンA

含まれている食品
- 緑黄色野菜
- レバー
- 卵
- 焼きのり
得られる効果
喉や胃腸の粘膜を強くしますので風邪予防に欠かせないビタミンのひとつです。
レバーで摂りすぎると健康被害が出やすいため、緑黄色野菜で摂ったほうがいいでしょう。
ビタミンB群

含まれている食品
- 緑黄色野菜
- 魚
- 豆類
- 卵
- キノコ類
- 発酵食品
- 乳製品
得られる効果
疲労を回復させたり、喉の粘膜を強くしたり、成長ホルモンを出すのを手伝ったりという万能屋です。
ビタミンC

含まれている食品
- 緑黄色野菜
- 柑橘類
- ベリー類
得られる効果
身体の細胞を健康に保ち、抗アレルギー効果もあります。
ビタミンD

含まれている食品
- 魚介類
- 肉類
- キノコ類
得られる効果
身体の細胞を健康に保ち、新型インフルエンザの予防にも有効と言われています。
ビタミンE

含まれている食品
- 緑黄色野菜
- 豆類
- ナッツ類
- 魚介類
得られる効果
血行を促進させ身体の各機能に栄養を運びやすくします。
老化防止にも役立ちます。
亜鉛

含まれている食品
- 魚介類
- 貝類
- 海藻
- ナッツ類
- 卵
得られる効果
身体の細胞を健康に保ちますので、これが不足すると病気にかかりやすくなったり、肌荒れしたり、アレルギーになったりとかなり大変です。
子供の免疫力を上げるには、こんな食べ物たちで身体を作ってあげましょう。
このような食べ物を旬の食材を使って一汁三菜和食スタイルにするといいです。
- 主菜:肉魚の焼き物(たまに揚げ物)
- 副菜2品:野菜中心の和え物、炒め物
- 汁物:野菜中心の味噌汁
おかずはできるだけ手作りにしましょう。
『昭和世代の食事』と言われそうですが、続けるとホントに風邪ひきにくくなります。
まとめ

このような食事を心がけることで子供が風邪をひきにくくすることができます。
愛情たっぷりのバランスのよい手料理を子供に食べさせてあげることが大切なんですね。
ぜひこの方法を積極的に行ってほしいと思います。
子供でも大人でも集団で何かをするための場所は風邪などが感染しやすいので、冬場などは注意をした方がいいでしょうね。今の寒い時期は閉校のニュースを聞いてしまいます。
私は小学生の頃から風邪を引きやすいでした。同級生たちは殆ど学校を休まずに登校していました。免疫力が強いと休まず出席できたのでしょうね。