乳がんで闘病中の小林麻央さん。
治療も頑張り続け、大切なお子様のためにも様々な目標をクリアしていっていますよね。
そんな中で起きてしまった帯状疱疹。
この帯状疱疹はいったいなぜ起こってしまったのでしょうか?
がんやその治療が原因なのでしょうか?
帯状疱疹への対策や予防法などがあればぜひ知っておくべきですし、実践していきたいところです。
小林麻央さんの身に起こった帯状疱疹についてがん治療やその影響との関係性を含め、対策や予防法について探っていきたいと思います。
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小林麻央ブログで語る!帯状疱疹とがんへの想いとは

小林麻央さんは乳がんの闘病中であるにも関わらず、愛するお子様たちのために必死に治療を続けてきました。
そんな中、先日『帯状疱疹』という病気になってしまいました。
その胸中を以下のようにブログで語っています。
虫さされが
ひどかったので、念のため、皮膚科の先生に診ていただきました。そうしたら、虫さされではなく、帯状疱疹でした。思いもよらず、驚きました。まだそれほど痛みがありません。確かに、左側の背中とお腹にだけ、湿疹が。虫さされだなんて、、、思いこみは怖いです。病院で診てもらうことは大切ですね。早めに分かり、安心しました。まだまだ安静にしなくては。やはり、何かできるのは嬉しくて、知らずに無理してしまうものですね。身体はサインを出してくれます。おやすみなさい。
なんとも言えない一文ですよね。
その胸中には辛い想いや、前向きな気持ちが織り交ざったような表現し難い言葉がつづられています。
ではなぜこんなことになってしまったのでしょうか?
疾患の詳細とともに、その原因や因果関係について詳しく見ていきましょう。
小林麻央さんに起きた帯状疱疹とは?原因が意外と怖い件

乳がで闘病中の小林麻央さんが罹った帯状疱疹とは、いったいどんな病気なのでしょうか?
原因や小林麻央さんへの影響はどんなものがあるのでしょうか?
水ぼうそうを引き起こすウイルスが原因です。
体の片側に神経の走行に沿って帯のように発疹が現れます。
神経に起こる病気なので敏感な神経が傷ついて痛みを感じるのです。
多くの人は子どもの頃このウイルスに感染し、水ぼうそうになります。
水ぼうそうが治ってもウイルスは体の神経の中に潜んでいます。
そして、疲れがたまったり抵抗力が落ちたときこのウイルスが勢いをもち増殖し、神経を伝わって広がります。
このようにして帯状疱疹は発症します。
帯状疱疹の水ぶくれの中にはたくさんのウイルスが入っています。
まだ水ぼうそうにかかっていない人が帯状疱疹の患者さんと接すると感染する可能性があります。
しかし、あくまで水ぼうそうになるのであって、帯状疱疹になることはありません。
また、加齢とともに抵抗力が落ちて、帯状疱疹を発症しやすいことから、今までは老人の病気というイメージありました。
ただ、水ぼうそうにかかったことがあれば子どもでもかかります。
一度この病気にかかると普通再発はしませんが、免疫の落ちている病気にかかっている人や、免疫を抑制する薬を飲んでいる人は何度もかかることがあるんです。
帯状疱疹はどんな症状が出るの?

体の片側に痛みを感じ、その後は発疹がでてきます。
この痛みはチクチク、ピリピリ、ズキンズキンなどさまざま。
また触った感覚が鈍くなるという症状が起こることもあります。
その後、その部分が赤くなり、小さな水ぶくれが集まって帯状に広がっていきます。
水ぶくれは初めは透明ですが、後に黄色く濁っていき、かさぶたとなり、そのかさぶたがとれて治ります。
治癒までに2~3週間位かかるのですが、かさぶたのあとが残ることもあります。
発疹は体のどの部分にもできる可能性がありますが、
- 顔
- 胸から背中、
- おなかから腰
などに多くみられます。
初めは痛みだけの症状で、腰痛、筋肉痛、胃炎、狭心症などと誤解されることもあります。
また痛みの程度、持続時間は人によってさまざまです。
発疹の場所によっては
- 顔面神経麻痺
- 視力障害
- 聴力障害
- 腕が上がらないなどの運動障害
- 膀胱直腸障害(尿、便がでない)
などの合併症を起こすこともあります。
また、極端に抵抗力や免疫力のおちているときはウイルスが血液中に入り、発疹が全身に拡大し、脳炎、髄膜炎を起こし重症化することもあるので注意が必要です。
さらに、この病気は帯状疱疹後神経痛といって治った後も痛みを残すことがあります。
もちろん帯状疱疹にかかった人すべてが帯状疱疹後神経痛になるわけではありませんが、高齢者の方に多いようです。
どんな検査なの?

片側性の痛みを伴う発疹と、その発疹の広がりと状態を皮膚科の専門医がみれば簡単に診断できます。
但しごく初期の皮疹、痛みの全くない場合は診断は難しくなります。
逆に痛みだけの場合はどんな専門医でも診断はできません。
血液をとってウイルスの抗体価の上昇をみる検査でこの病気は診断できます。
しかし、この検査は病気の初めと治ってからの検査の値を比較しなければならないので、病気の初めにはあまり意味をなさないことが多いのです。
人間の抵抗力は、疲労や急激な気候の変化といった些細なことで低下したり、白血病やエイズなどの免疫が弱くなる病気にかかって低下することもあります。
帯状疱疹の裏に思わぬ病気が隠れていることもあるので、これに対する検査が必要になることもあります。
帯状疱疹の治療は?
治療の基本は安静。
きちんとした食事と十分な睡眠をとるようにしてください。
皮膚の炎症が強い間は、入浴は避けたほうが無難です。
症状の軽い人はこれだけでも治っていきます。
以前は注射薬しかなく、それも薬の濃度を一定に保つために1日に3回点滴をする必要があったため、帯状疱疹にかかるとだいたいは入院治療になっていました。
現在では飲み薬がありますので、だいぶ楽です。
今でも痛みが強い時、発疹が広範囲な人は入院治療が必要になることもあります。
ただし決められた回数(1日5回もしくは3回)と日数(だいたい5~7日)きちんと飲まないと十分な効果は期待できません。
また症状が出たらできるだけ早い時期に治療を始める方が早く治ります。
腎臓が悪くて透析治療をしていたり、肝臓が悪い患者さん以外は問題なく使える薬です。
その他、痛み止めやビタミン剤などが症状によって処方されます。
また発疹の出ている部位は炎症を防ぐ塗り薬を使って保護します。
一般に皮疹のところが細菌によって化膿しなければ抗生剤を飲んだり塗る必要はありません。
帯状疱疹後神経痛は帯状疱疹にかかった人すべてに起こるわけではありませんが、その予防のためにも帯状疱疹の治療をきちんとすることは大切です。
病気の早い時期にウイルスを抑える薬を使うと症状の悪化を防ぎ、皮膚や神経のダメージを軽くすることが期待できます。
また、痛みに対しては局所麻酔剤を使って神経ブロック治療法もあります。これは技術を必要としますので、ペインクリニック、疼痛外来など専門的に痛みの治療を行っている所でなければできません。
予防法はるの?
基本的に予防法はありません。
体の免疫力や抵抗力の低下により発症することが多いので、日頃から十分な栄養をとり、休養をとることです。
また、適度な運動で体調を整えておくことも必要です。
【驚愕】小林麻央さんの帯状疱疹は放射線治療が原因?

これはあくまで一つの見解ですが、理適っている内容ではあります。
帯状疱疹の原因ですが、前述したように主な原因としては、免疫力の低下があります。
多いのが、ストレス、加齢などによって体の抵抗力が落ちてきた場合に起こりやすくなり、神経節に住んでいるウイルスが再活性化して、帯状疱疹を発症してしまうことがあるのです。
もともと、体にはウィルスはあるのですが、体の抵抗力が著しく下がると、抵抗力よりウイルスのパワーの方が勝ってしまうため、普段は何もしなかったウィルスが悪さし始めて、神経を侵し始めてしまうのです。
つまり、ストレスが多いと体の抵抗力が弱まって、帯状疱疹にかかりやすい体になってしまいます。
なので、職業によっては、繁忙期などの仕事などが忙しくなる時期、年末やGWなどの連休で遊びすぎて疲れが溜まる時期に発症する人が多いと言われているのです。
遊び疲れの他にも、家事や身内の介護、人によって理由は様々・・・。
とにかく、ストレスや過度の疲労が帯状疱疹の発症を手助けしてしまうのです。(加齢は仕方ありませんが)
その他にも、大きな病気の治療中で、その病気自体や治療方法が原因で免疫力が低下している場合もあります。
具体的に言うと、糖尿病や白血病で闘病生活を送っている人や、治療でステロイド剤の服用している場合などです。
他にも、がんの闘病生活で、放射線治療を行って、体の免疫力が低下したしため、帯状疱疹になる人もいます。
もうお分かりですよね??
小林麻央さんの場合、疲れや病気のストレスもあると思いますが、おそらくこの放射線治療での免疫力低下が直接の原因だと考えるのが最も自然な流れではないかと考えられます。
小林麻央さんに起きた帯状疱疹は余命に影響する!?

何かにつけて、余命が検索されている小林麻央さん・・・。
帯状疱疹を告白した今、それによって、小林麻央さんの余命が影響するのでは??と考えている人も、世の中には少なからずいらっしゃると思います。
最初に結論を書きますが、帯状疱疹は3週間ほどで、良くなるため命に別状はありません。
ただし、帯状疱疹もバカにはできず、顔にできると厄介です。
帯状疱疹が顔にできた場合は、症状が進行して『ラムーゼハント(ラムゼイハント)症候群』となる場合があるので注意が必要なのです!
なお、帯状疱疹ウイルスが原因で起こる顔面麻痺はラムーゼハント症候群と呼ばれており、重症化することが多いと言われています。
重症化した場合、直ればいいのですが、顔面麻痺の完治率は60%で決して確実ではないのです。
よって、帯状疱疹によって余命が短くなることはないのですが、帯状疱疹が見受けられたら、決して軽視することなく、ちゃんとお医者さんに見せることが必要なのです。
なので、小林麻央さんの余命には影響がないでしょう・・・。
きちんと栄養をとって、免疫力を高めていっていただきたです。
まとめ

乳がんで闘病中の小林麻央さんに起きた合併症に焦点をあてて解説してきましたが、がんの治療には多くの合併症がつきものです。
がんはなかなか根治が難しく、再発や転移を繰り返しそのたびに治療を行い・・・。
結局は対症療法でしかない部分も多く存在します。
こうした現実と向き合い、受け止め、今自分にできることは何か、やるべきことを最大限にやっていくことが生活の質を高めることにつながるのではないでしょうか。
あなたも、今の健康に満足することなく、将来を見据えて健康について考える必要性を感じることができたのではないでしょうか。
そう、小林麻央さんのように『大切な人』のために。
乳がん治療中に帯状疱疹、おかわいそうです。良くなって欲しいですね。
小林麻央さんはお姉さんとテレビの世界で活動していましたが、建て続く病気でさぞ大変な事と思います。ご快復を祈ります。
同じ新潟出身の方なんです。乳がんと聞いた時にはショックでした。度重なる病気にも立ち向かって、乗り越えて貰いたいです。
秋にはお姉さんの麻耶さんと子供の運動会に出ている写真を、ブログに出しているのをニュースで見かけました。それなのに病は残酷ですね。
麻央さんの乳がん心配です。早く良くなって!帯状疱疹は私もかかった事あります。乳がんと併発するなんて、不憫でなりません。
お姉さんの麻耶さんも介護疲れのせいか、芸能活動を休止していると聞きました。妹思いのお姉さんの為にも、良くなって欲しいですね。
乳がんにかかりながら、またもや新しい病気 帯状疱疹にかかってしまい、体の影響が心配ですね。私も数年前におでこに帯状疱疹が出てしまいました。
あんなに若くてかわいい小林麻央さんがまたも新たな病気、帯状疱疹にかかってしまわれたのを聞いて、とても労しく思っています。早く治してあげてください!
心配ですね。小林麻央さんのガンもそうですが、帯状疱疹にもなってしまって 苦難の連続の人生という感じです。耐え忍んでほしい!