四季折々の景色が楽しめる日本。
暖かい日差し、軽やかな色の青空、それと共に、どこからともなく咲き始める薄紅色の花。
『あ、桜が咲き始めた! 春だなぁ…。あれは…桜? 梅? それとも、桃?』
正直言って、見分けがつかないときってありません?
しかし、日本の春を彩る花の見分け方ぐらい知っておきたいところです!
あなたの目の前に咲いている花は、果たして梅なのか!桃なのか!桜なのか!?
その見分け方を3つの段階でご紹介していきます。
お好きなところからどうぞ
その1花の形や咲き方で見分ける

出典:https://www.pakutaso.com/20140428097post-4037.html
遠目から見るとどれも同じように見える、梅・桃・桜の花。
しかし、この3種類の花をよ~く見てみると、それぞれ特徴があります。
梅の花の特徴

出典:http://www.imgstyle.info/detail.php?id=2476
- 花びらの形が丸い(例外の品種もある)
- 1か所から1つずつ、枝から直接咲く
- 花が咲いているときは葉っぱが出ない
桃の花の特徴

出典:https://pixabay.com/ja/桃の花-ピンク-プライマリ-春-ピンクの花びら-セクション-1503626/
- 花びらの先がとがっている(例外の品種もある)
- 1か所から2つずつ、枝から直接咲く
- 花と同時に葉っぱが出る
桜の花の特徴

出典:https://pixabay.com/ja/桜-春-浅い-ピンクの花-フラワー-花びら-939477/
- 花びらがハート形(例外の品種もある)
- 枝先から茎が伸びていて、その先にまとめて咲いている
3種類とも『八重』の品種になると、花びらの形で判別するのが難しいです!
一体どれがどれなのさ!?
花の咲く位置で、桜かそれ以外の2種類か、同時に葉っぱが出ているかどうかで梅か桃か?
といったような見分け方をするといいですね!
その2:咲く時期で見分ける

出典:https://pixabay.com/ja/議題-カレンダー-バラ-花-花のアレンジメント-日程計画-年-1458555/
梅、桃、桜は、咲く時期が微妙に違います。
天候に左右されることもありますが、一般的に梅→桃→桜の順番で咲いていきます。
(ただし、北海道は3種類ともほぼ同時!)
私の住んでいる日本のほぼ真ん中、北陸の過疎の村では、2月下旬くらいに梅が咲いて、3月下旬くらいに桃が咲いたと思ったら、すぐ桜が咲くといった感じ。
暖かい沖縄だと、この流れがひと月くらい早く来るようですね。
まるで春の到来を祝うかのように、次々と咲いていく梅・桃・桜ですよね!
その3:幹で見分ける

出典:https://pixabay.com/ja/伐採木の幹-木-フォレスト-病気の木-木工品-ような-ログイン-1100515/
梅、桃、桜は同じバラ科の植物ですが、木の幹にも少し違いがあります。
花を見ずとも幹で分かるわ!
という、梅、桃、桜の見分けマスターを目指すなら、幹にも注目!
梅の幹の特徴

出典:https://www.pakutaso.com/20130352070post-2522.html
- ゴツゴツしている
- 湾曲している
桃の幹の特徴

出典:https://pixabay.com/ja/ピーチ-フルーツ-桃の木-桃-食べる-ジューシー-熟した-赤-343608/
- 斑点模様がある
斑点が苦手な人は近くで見ないほうがいいね!
桜の幹の特徴

出典:https://pixabay.com/ja/桜-族-桜の幹-ログイン-木-桜の花-白-スプリング-花-1260622/
- 横縞模様がある
少しツヤもある。
国のイメージを背負うカリスマシャイニー感。
花が咲く前の時期に、幹だけで見分けられるようになったとしたら、自然と対話するナ〇シカのようなイメージを持たれること間違いなし!
梅、桃、桜の違いを知って、より花見を楽しん観るのも一興!

出典:https://www.pakutaso.com/20160348084post-7340.html
春を彩る梅、桃、桜。
どれも似ているけど、よ~く見てみると見分けがつくことが分かりましたね!
お花見の時に試してみるのもよし!
お花見うんちくとして誰かに語ってみるのもよし!
毛虫に注意しながら薄紅色を楽しんでみては?
ちなみに、私自身の見分け方として、梅→神社とか築年数の高い家の敷地の一角にある。
桃→ちょっと標高の高い知る人ぞ知るスポットにある。
桜→道路沿いなど人目のつくところにガッツリ根付いている。
という、独自の見分け基準を持っております。
これも参考にしていて下さい。
私の偏見かもしれないですが。(笑)
梅、桜、桃 どれも春らしい文字ですね。今はもうすぐ真冬になろうとしています。この文字を見ると、春が待ち遠しいです。