ドラマ『賢者の愛』で、俳優・竜星涼と女優・中山美穂が共演。
中山美穂がドラマで主演するのは、約2年ぶりということです。
そして、その役柄は竜星涼の演じる『直巳』という青年を自分の思うように調教して、復讐を果たそうというものです。
ドラマの全体像は『愛憎劇』というようにいわれていますが、逆な見方をすると『熱愛』ドラマともとれる中山美穂と竜星涼に関係です。
はたして、このドラマ愛憎劇なのか熱愛ドラマなのか探ってみたいと思います。
竜星涼と中山美穂の熱愛はあるのかみていきましょう!
お好きなところからどうぞ
ドラマ『賢者の愛』
「賢者の愛」山田詠美
山田さんには感服した
主人公の静かな狂気と愛に満ちたロジックとそれを描く文章の綺麗さが谷崎のオマージュと言われている所以であることがわかる。痴人と賢者は相反する概念なのに通いあってるような認識をさせられた。愛の形とは。#読書好きと繋がりたい #賢者の愛 pic.twitter.com/wG1Bpyv7s4— びるこ▸読書 (@biruko_12) 2017年4月23日
このドラマは、直木賞作家山田詠美さんの同名小説をドラマ化したもので、
主人公 高中真由子役 女優 中山美穂
親友 百合役 女優 高岡早紀
主人公の初恋の相手であり百合の夫 諒一役 俳優 田辺誠一
百合と諒一の息子 直巳役 竜星 涼
が、それぞれ演じ、愛憎劇を展開していくというものです。
しかし、一方では真由子の復讐のターゲット百合の息子『直巳』を自分の思うままに調教して復讐を果たすということですが、ここにチョットした『年の差愛』が育まれているようです。
『憎しみ』復讐への思い その1
真由子が住んでいるところに2歳年下の百合が引っ越してくる。
そして、二人は親友になる。
しかし、いつの間にか百合は、真由子の父親を名前で呼ぶようになり、ある時別荘で百合と真由子の父親とのただならぬ関係を目撃してしまうのでした。
親友関係は続くものの父親と百合の関係に、父親を百合にとられてしまったという疑念を抱く真由子でした。
そんな矢先に真由子の父親は『自殺』してしまう。
『憎しみ』復讐への思い その2
真由子には幼いころから想いを寄せる、真由子の家の離れに間借りしている小説家『諒一』がいました。
いつかは結婚して一緒に生活をしたいという愛おしく想いを寄せていました。
ところが、真由子が21歳のとき百合から突然『諒一の子供を妊娠した』と告げられます。
そして、百合と諒一は結婚してしまいます。
真由子は、兄とも慕い思いを寄せて結婚まで考えていた、諒一を百合にとられてしまいます。
真由子と百合の愛憎劇は、このように展開し真由子の心に『復讐』という意識が芽生え始めてきます。
直巳の誕生 『復讐と熱愛』
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◆連続ドラマW「賢者の愛」DVD◆連載掲載月刊誌「美ST」4月号
香りでも幸せに。週1ボディ磨きはスクラブで。 pic.twitter.com/IOd4SSPANY— 中山美穂fan (@mihonakayamaluv) 2017年2月16日
百合と諒一の間に子供が誕生し、百合から子供の名前の相談を受けた真由子は『直巳』という名前をすすめるのでした。
大事な人を二人もとられてしまった真由子は、復讐心をうちに秘め、そのうちいつかはという思いの中で、谷崎潤一郎の『痴人の愛』のうように百合の子供を調教してやろうという思いからつけたのでした。
それは、百合の子供を自分の思うままに調教して、服従させることで真由子が味わった、屈辱を百合にも味あわせてやる、という思いがあったのでした。
と言うように、百合と諒一の息子『直巳』の存在は真由子の百合への復讐の道具にすぎないというものでした。
愛を感じ始める『直巳』
真由子は、百合への復讐心のため『直巳の調教』を始めていきます。
しかし、復讐という思いは真由子と百合の間に存在するもので、直巳に接する真由子の態度や意識に直巳は『愛』を感じはじめてくるのでした。
- 真由子は、百合への愛憎と復讐のための直巳の調教
- 直巳は、そんな真由子に愛情を感じ始めています
そして、成長した直巳は真由子への思いが募り、いつしか『22歳も年の真由子を好きななっていました。』
真由子もそんな直巳をみて予想以上の成果に驚きをみせているのでした。
大人になった直巳
直巳が二十歳の誕生日を迎えた日、真由子は今日一日だけはあなたの言う通りにするといい、二人は初めて男女の関係を持った。
今まで何度か親に内緒で一夜を共にしたことはあったけど、真由子は一線を越えることはしなかったのです。
しかし二十歳の誕生日という特別の日は彼の望み通りにしてやり、その代わり、一生私の奴隷になりなさいと心の中でつぶやいていたのです。
二人でシャワーを浴び、濃厚な夜を過ごす・・・
やがて彼は大学を卒業し家を出て、いずれ真由子と一緒になる、そんな彼の考えを知った時、真由子は復習の達成感をしっかりと味わったのです。
真由子と直巳 熱愛の結末

愛憎の末に直己の調教に成功した真由子が、百合への復讐の達成感を覚えた束の間
百合から諒一が講演先で倒れたという知らせに、真由子は百合を助手席にのせて、諒一の講演先に向かうのでした。
しかし、この時百合にはある覚悟があったのでした。
真由子にウソをいって連れ出したのでした。
そして、百合は真由子の運転する車のハンドルに手をかけて事故を装うようにしたのでした。
真由子には思わぬ事故でしたが、百合ははじめから覚悟していたものでした。
しかし、その事故で
百合は『即死』
真由子は、一命を取りと混ましたが『半身不随で、言葉を失ってしまいました。』
そして、真由子は直己に介助を受けながら『車椅子生活』を続けていくのでした。
調教してきたはずの直己の熱愛に助けられる真由子だったのです。
ま と め
本日は竜星の24歳の誕生日です!!
みなさん、お祝いコメントありがとうございます!!
撮影現場で祝ってもらって素敵な誕生日になりました(*^o^*) pic.twitter.com/ihofJALunx
— 竜星涼スタッフ(公式) (@ryusei_staff) 2017年3月24日
俳優竜星涼を、女優高岡早紀への復讐目的のために調教していた女優中山美穂がいました。
このドラマの展開が、いつのまにか憎しみが愛に変わっていくという、『愛憎に満ちた復讐劇』から『愛ある熱愛劇』にすり替わっている。
復讐の影に隠れた、俳優竜星涼と女優中山美穂の熱愛に『賢者の愛』という本質を見たような気になりました。
ドラマでは熱愛が描かれていますが、実際はそういった噂もないようですね!
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