あなたは自律神経失調症で悩まれていませんか?
もしくは、あなたの身近な人や大切な人が自律神経失調症で苦しみ、その解決策や改善方法について知りたいと思ってはいませんか?
自律神経失調症の治し方にはいくつか方法があり、いろんな理由や角度からその方法が示されていますよね。
今回は自律神経失調症を『ストレッチ』で治してしまおうという方法についてご紹介します。
自立神経失調症の治し方のひとつにストレッチも活用することで、改善に繋がるケースがあるのです。
ストレッチ法やその他注意点についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
お好きなところからどうぞ
自立神経失調症に有効なストレッチとは?

自律神経失調症って、すごくストレスと密接な関係にありますよね。
人間は、脳がストレスを体に送ると筋肉は緊張状態になりやすく固まってしまいます。
その筋肉のコリから自立神経失調症の症状を悪化させてしまう事も珍しくはないのです。
そこで、今注目されている自立神経失調症に効果的なストレッチをご紹介します。
簡単なのでぜひ覚えてくださいね^^
『胸鎖乳突筋』のストレッチ6つのステップ
- 最初にイスに座り、軽く深呼吸をして体を楽にしてください。
- 次に正面を見ます
- そして鎖骨を左手で軽くおさえます。
- その状態でゆっくりと首を右に傾けてください。
- ゆっくり斜め後ろに首を傾ける感じで『気持ちがいいな』と思ったところでゆっくり首を戻していきます。
- 次も同じ要領で反対側をします【首を左に傾ける】
いかがですか?ちょっとした合間にサクッと出来ちゃうところが魅力的ですよね。
もちろん、立ったままでも出来ますし、道具も必要ないので思い出した時に誰でも始められます。
自立神経失調症は主に強いストレスが大きいので、このストレッチを行う事で予防や改善になると言われているのですね。
めまいが多い方、難聴の方にも共通して、この胸鎖乳突筋が固くなっています。
酷い肩こりで、頭から首までが重くのしかかったような体験をしたことはありませんか?
筋肉の硬直は意外にもこのような症状がでやすくなるのです。
昔から人々がマッサージを好んできた理由が納得できますね。
実はこのストレッチは他にも顔のたるみ解消や首のシワ対策にも効果的なのです。
女性には嬉しいですね。
さらに、生活をするうえでほんのすこしだけ以下の事を意識して行うと、より体の不調を軽減できます。
歩き方改善でダイエット効果も!

- 歩くときは背筋を伸ばして堂々と歩く
- いつもの歩幅よりも5センチほど伸ばして歩く
- なるべく歩くこと、階段を使うようにする
- 歯を磨くとき、茶碗洗いをするときにかかとを上げてゆっくり下げるを繰り返す
- 朝起きて腹式呼吸をする
『ながらダイエット』というものが流行りましたが、そのような要領です。
家事の合間やテレビを見ながら出来る動作を増やしていくだけでも、良い運動になります。
また、
- 立っている時
- 座っている時
- 歩いている時
などに、背すじをスッと伸ばしてキレイな姿勢でいようとするだけでも、腹筋や背筋が鍛えられて基礎代謝もアップします。
いつおこなうストレッチが効果的?

ストレッチは夜寝る前や疲れを感じた時にするのが効果的です。
ストレッチは気持ちよく癒し効果もあるので寝付きが良くなったり体が軽くなって疲れが軽くなったりします。
なので『この時間にしなきゃ!』という意識でストレッチをするのではなく疲れやストレスを感じさせないためにも、小まめにする事をおすすめします。
極端に言えば『暇だからストレッチしよう』という動機でも良いのです。自分がリラックス出来る環境で行う事が最善ですよ。
1回で凄い効果を期待するのではなく、コツコツやっていけば変化に気づきやすいでしょう。
ストレッチを始め、日々の生活の中で『運動』を無理なく取り入れていくことによって、それが習慣となり苦にならなくなるのです。
自立神経失調症にはヨガがおすすめも!理由とその効果に納得

ヨガは女性に大人気ですよね。
代謝を良くして脂肪を燃焼しやすくするのもそうですが、実は自立神経失調症に良い効果があることが判明しています。
ヨガって『無理な体勢を続けて耐えなきゃいけないんじゃ?』などのイメージがありますが、ヨガで最も大事なことは『呼吸』なのです。
息を深く吸って深く吐く・・・呼吸を整えることは体のあらゆる神経も整えてくれるこことになります。
その流れで精神が非常に安定して穏やかな気持ちに包まれたり体の中の免疫力をアップして風邪を引きにくい、病気になりにくい健康な体に変化できます。
あらゆる面で、ヨガというのは体の機能を向上させてくれるのです。
ですので自立神経にも作用します。乱れた神経を正常に整えてくれるので自立神経失調症の症状に深く携わり、改善の効果を期待できます。
ヨガの場合、効果的に行うには『朝』がおすすめです。
両手で頭を抱え、少しづつ圧力をかけて首の後ろを伸ばして行きます。
この時に深く呼吸をしましょう。ゆっくり吐いてゆっくり吐くのです。
最初はぎこちなくても構いません。呼吸に意識を持ってきて圧力で体を伸ばす時は気持ちいい範囲で行ってくださいね。
深い呼吸をしながら、右、左と首の全体をゆっくり伸ばしてください。
この方法は誰にでも出来て、場所を選びません。ぼーっとしていた頭がスーっと軽くなる感覚が分かると思います。
寝起きなので目覚めが良くなりますよ。
ヨガをしよう!と考えて初めてしまうと初心者のかたは難しく考えて上手くできなかったりするので『深い呼吸をしながら軽いストレッチをする』という意識がポイントですよ。
なぜ筋肉を伸ばしたまま深い呼吸をする事がこれほどまでに自立神経失調症の良いのかというと、 筋肉をゆっくりほぐした状態になると隅々まで酸素が行き渡るのです。
興奮している時の呼吸は荒くなります。
逆に穏やかな気持ちの時の呼吸は、落ち着いていてゆっくりです。
つまり気持ちと呼吸、体は全て完ぺきに繋がっているということなのです。
自立神経失調症を改善する簡単な運動おすすめ4選

自律神経失調症を整える運動として、オススメなのは有酸素運動です。
- ウォーキング
- サイクリング
- ジョギング
- 水泳
など長時間行える軽め運動です。
ジョギングも水泳なども、同じ運動を繰り返すという行為をします。
その運動にテンポを追加します。
例えば『いち、に、さん、し』というテンポを意識して運動をすると『繰り返す』ことになるので気持ちを落ち着かせてくれるホルモン(セロトニン)の分泌が増えて効果が倍増するのです。
その結果、心が晴れやかになり気持ちいい感情のまま運動ができます。
運動する時間は、いきなり長時間するのもキツイだけですので、じんわりと汗が出てきたなと感じるところまでをひとつの目安にしましょう。
程よい運動量でやめるのが良いのです。
気をつけて欲しいのは、自分を追い詰めるくらいに運動をしないことです。
少し汗が出たらスッキリするので、やめるか、一旦休憩してまた少しの汗が出るまで続ける・・という無理がない運動量で行いましょう。
ストレッチと自立神経失調症の知っておきたい重大な関係とは?

上記でも軽く説明したのですが、筋肉は自立神経と深い関わりがあります。
筋肉が緊張している人の多くは体の不調を訴えたり頭痛やコリに悩まさせていたりします。
その中でも首は特に大事な神経が通っています。
自立神経失調症と診断された人の多くが首の周りの筋肉が固くて凝りも認められたというデータもあります。
つまり、首のストレッチは筋肉の緊張をほぐすための、簡単で最善な方法だったのです。
首には胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という2本の大きな筋肉があるのですがこの筋肉は首を回したり曲げたりするときに使う、大事な役割を持っています。
そして、この筋肉周辺にはリンパがいくつもあるのです。
リンパは老廃物を排出させる役目があるので、このリンパが悪くなって詰まれば、神経のバランスを崩してしまうということなのです。
それが原因で体調不良を起こさないためにもストレッチは自分で出来る、改善方法なのですね。
まとめ

いかがでしたか?自立神経と筋肉の深い関係から、ストレッチの重要性が分かったことと思います。
今からでもすぐにできるストレッチと運動を始めてみませんか?
そして、あなたの大切な人が自律神経失調症であるなら、今すぐに試してみてください。
きっと気持ちの良い笑顔を見ることができるでしょう。
ウヲーキングは全身運動になって健康に良いそうです。自律神経のためにも良いのですね。毎日行いたいと思います。