自立神経失調症と診断された場合や、あなたが『自立神経失調症なのかもしれない・・・』そんな時に治るまでどのくらい期間がかかるのか?
不安になりますよね・・。
できれば今すぐにでも症状を改善する治し方を知りたい。
そんなあなたへ治し方はもちろん、治すまでの期間や早期改善に繋がる方法をまとめました。
お好きなところからどうぞ
自立神経系失調症はどれくらいの期間で治るの?

まず、自分が自立神経失調症だと気づくまでにかなりの個人差があります。
発症しているにも関わらず、
『最近、ダルさが取れないなあ・・・』
と、心で思いながらも日々を過ごしている人も多いのではないのでしょうか?
長期間放置してしまうと、治るまでの期間が長くなってしまう可能性があります。
そして発症した年齢や性格,症状によって治る期間は随分と変わってくるのです。
治るのが早い人で3ヶ月~。
遅い人で10年以上というデータもあります。
半年後にだいぶ楽になったけど、後から同じ症状が出てくるパターンもあります。
やはり治すまでに長期戦になることを覚悟しなければなりません。
そして気をつけて欲しいのは『この薬さえ飲んでおけば大丈夫』『先生に任せておけば大丈夫』という考え方に陥らないことです。
確かにお薬を処方してもらう事はとても重要です。
先生のアドバイスもしっかり聞いて上手に付き合っていかなければなりません。
ですが自立神経失調症の主な原因は『心』から来ていると言われています。
でも、その『心』をどうしたら良いのか分からなくて苦しんでいませんか?
忘れてはならないのが、今までの生活習慣の中で何かが蓄積されて症状が出たという事です。
自立神経失調症の症状を早く治したい!

心のケア方法は?
自立神経失調症の症状は個人差が激しく、様々な原因がありますが、少し振り返ってみてください。
夜更かし、生活リズムの乱れがあったか
どんな時に強くストレスを感じていたか
何かに対して強く『頑張らなきゃ』という我慢や、気持ちを押し殺す状況が続いていなかったか?
吐き気や目眩など、体の症状が起きるのはいつごろなのか?
できれば、ひとつひとつ思い出せる範囲で紙に書いていってください。
例えば職場の○○さんに対して強いストレスを抱え込んでいて、そのことばかり考えて眠れない日々が1ヶ月以上続き、めまいや耳鳴り、食欲不振、ダルさなど様々な症状が現れだした!と気づくかもしれません。
人間の体は脳が指示を出して動いています。
その脳に『ストレス』がかかると、今度は脳が誤作動を起こしてしまうのです。
つまり、本当の原因は○○さんに対しての不満やストレスなのに、睡眠不足が続くからどうやって眠れるのか?
と、お店で安眠枕を探しても根本的な解消には、ならないという事です。
『そんな事言っても・・○○さんは変わってくれないし、仕事を辞めるわけにもいかない』
そう、ストレスの解決方法は無いと自分で思い込んでしまっている状態です。
もちろん、その考え方は正常でしょう。そんなときには自分の心のケアが有効です。
まずは目を閉じて深く深呼吸してください。
息が整って、なんとなく落ち着いてきたら目を閉じたまま『ストレスの対象となる人』を思い浮かべて下さい。
自分の目の前に立っているイメージをします。
この時点で胸がムカムカしてくる人もいるかもしれません。
そのムカムカを感じたまま、その人に対して怒りをぶつけます。
- 『どうしてそんな事するんだ?!』
- 『ふざけるな!』
- 『あんたは自己中なんだよ!』
などなど。自分の言葉で怒りをぶつけます。
その後が大事です。
次に、『本当はここを分かって欲しかった』ことを伝えます。
- 『あの時私は本当に傷ついたんだよ・・・』
- 『もっと皆の為に協力してほしかっただけなんだよ』
- 『笑顔で接して欲しかった・・・』
と、泣いても良いので『理解して欲しかった気持ち』をイメージの中で相手に話します。
そして相手が、『ごめん・・そんな風に思ってたなんて知らなかった』
『本当にごめんなさい』と、心の底から謝罪するイメージをしてください。
心がスッキリしたら目を開けてください。少し、胸のあたりが楽になっているのを実感するはずです。
これは本当に効果的で、イライラしている人、嫌いな人がいる限り何度も試してみてください。
いつの間にか気にならなくなったり逆にその人と仲良くなったりします。
不思議ですが脳のパワーは絶大です。
体のケア方法は?
現代の人々は低体温と言われています。
ガン細胞は35度台の温度が大好きです。
平熱が35度台の人も多いのではないでしょうか?
どんどん便利な世の中になり、幅広い食べ物を簡単に摂取できる時代です。
体に良い・悪い関係なく『好きなもの』を好きなときに食べられます。
ミネラルやビタミン、タンパク質不足。体が冷える食べ物を食べすぎてしまい体温が減少しやすくなっているのです。
その結果、免疫力が低下し、神経の異常も起こります。
精神疾患・むくみ・花粉症・便秘・糖尿病・生活習慣病などの病気にかかりやすくなるのです。
改善方法としては、体を温めることです!
お風呂にゆっくり浸かろう

40℃~42℃のお湯に浸かってリラックスします。
血液の循環がスムーズに巡り、体の芯から温まることができます。
水圧がかかるので、血液以外にもリンパ液の循環が良くなります。
体全体を温めることで溜まっていた老廃物が外へ出やすくなり、疲労やむくみの改善にも繋がるのです。
いつもシャワーばかりの人は、お湯に浸かる習慣を増やしていくと良いですよ。
体を冷やさない食べ物・飲み物を摂ろう

夏野菜は食べ過ぎると体を冷やしてしまいます。
出来れば温野菜がおすすめです。
そして、糖分の過剰摂取に気をつけてください。
糖分は美味しくてヤミツキになりがちですが、体を冷やしてしまいます。
砂糖よりもなるべくハチミツや黒糖に変更してください。
生姜は体を温めてくれます。
普段の料理に少量入れたり、温かい白湯に生姜を1センチほど入れて(チューブタイプの場合)ハチミツや黒糖を入れて飲むと美味しくて後から体がポカポカしてきます。
適度な運動やマッサージ、ツボ押しも効果的です。体調が良い時に無理なく実践してくださいね。
まとめ

いかがでしたか?
自立神経失調症の治し方は沢山ありますが、すぐに効果を期待せずにマイペースに自分のやり方で始める事がポイントです。
自立神経失調症の早期改善に、少しでもお役に立てれますよう、応援しています。
薬では治らないのでしょうかね、自律神経失調症は生活するのに少し苦難ですね。ストレスをためないようにするという生き方を続けていければと思います。