今年もやってきましたね。
インフルエンザの季節。
季節に関係なくインフルエンザってかかる人もいるのですが、通常インフルエンザは、毎年12月から1月にかけて猛威を振るいます。
予防接種をしたり予防・対処法についての知識を得たりと、流行が本格化する前から注意を払っておく必要もあります。
しかし、どれだけ注意していてもインフルエンザに罹ってしまう人って絶対にいます。
あなたや、あなたのご家族が絶対にインフルエンザに感染しないようにこの記事は必ず確認しておくことをおすすめします。
ここでは、インフルエンザについて『予防接種を受けた方が良いのか』どうかについてや『副作用ってあるの?』という疑問にお答えするような内容をお届けしていきます。
更には、インフルエンザと普通の風邪との違い・検査方法・かかった場合の対処法や治療法についてなんかもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてインフルエンザに感染しないよう徹底的に予防・対策していきましょう!
お好きなところからどうぞ
インフルエンザの予防接種って打たない方が良いの?

インフルエンザの季節がやって来ると毎年、学校や勤務先から『インフルエンザ流行前にワクチン(予防接種)を受けるように』と促され、半ば義務的にあるいは、あまり深く考えることなく接種したり、子供に受けさせたりしている人もいるのではないでしょうか?
しかし、『ワクチンさえ打てば大丈夫』という考えは大きな間違いなんです。
インフルエンザワクチンに対しては、その是非が問われており『打つ必要がない』または『打たないほうがよい』なんて見方もあるくらいなんです!
その大きな理由が『副作用』といわれています。
医学史上最大の発明であるといわれるワクチンですが、一方では重篤な副作用を引き起こす可能性も指摘されています。
いってしまえば、どんな特効薬にだって必ず副作用ってありますよね?
ほら、ロキソニンを飲みすぎると胃潰瘍のリスクが高まるってやつもそうじゃないですか。
ワクチンの役割は、病原体(ウイルスや細菌)をあらかじめ投与し、ウイルスに対する抗体を作り、病気にかかりにくくすることです。
しかし、体内に入れた病原体自体が活性化してしまっては意味がありません。
それを抑えるために使われているのが『ホルマリン』なんです。
ただし、ホルマリンは、接着剤や防腐剤にも使われ、発がん性もある劇薬です。
さらにインフルエンザワクチンには、水銀やアルミニウムなど体に害を与える物質も含まれます。
こうした有害物質を取り込むのだから、そのときの体調次第で副作用が発現しても不思議はありませんよね?
もちろん接種したからといって必ず副作用が起こるわけではないのですが、これまでに
- アナフィラキシーショック
- 末梢神経障害のギランバレー症候群
- 黄疸
- 肝機能障害
- ぜんそく
- 脳炎
- 脳症
など、さまざまな例が報告されているのも事実なんです。
なお、インフルエンザ用にかぎらず、その他のワクチンでもこうした深刻な副作用が認められています。
私は一応毎年、予防接種としてワクチンを打っていますけどねw
あとはとにかく、『人込みは避ける』ことを徹底しています。
イベントごとなどもあるかと思いますが、かなり注意していますし後述する予防・対策は本当に徹底しています。
それからは、インフルエンザにいかかることなく健康的な毎日を送っていますよ♪
やっぱり健康第一ですよね。
健康であることが一番お金がかからないって思いませんか?
ところで、『インフルエンザってそもそもどう見分けるの?』『風邪かもしれないじゃん?』などといった、この季節は何でもかんでもインフルエンザを疑わなければいけないことが多いので、すぐに分かる『インフルエンザと風邪との違い』について確認しておきましょう!
どう見分けるの?知っておきたいインフルエンザと風邪の症状の違い

普通の風邪だと思っていたら、実はインフルエンザだった!ということがないように、普通の風邪とインフルエンザの違いを確認しておきましょう。
普通の風邪 | インフルエンザ | |
原因ウィルス | パラインフルエンザウイルス アデノウィルス RSウィルス ヒトメタニューモウィルスなど |
A型 B型 C型 |
感染経路 | 空気感染
飛沫感染 接触感染 |
主に咳やくしゃみなどの
飛沫感染 接触感染 |
潜伏期間 | 5日~6日 | 通常1~2日 |
発症期間 | 普通は3日以内、長くても1週間程度 | 10日以内 |
症状の部位 | 局所
(のど・鼻) |
全身 |
進行 | ゆるやか | 急激なことが多い |
発熱 | 37~38度くらい | 38~40度前後 |
鼻水 | ひきはじめに出る | 後から続く |
せき | 軽い | 強い |
頭・
関節・ 筋肉痛 |
軽い | 強い |
寒気 | 軽い | 強い |
出典:https://www.ishamachi.com/?p=3622
【重要】風邪と間違う3つの症状
上記でご紹介している比較の中でも、きわめて重要な3つのポイントをおさえておきましょう。
- 38度を超える急激な発熱
- 強い倦怠感
- 寒気
この3つの症状がある時には、インフルエンザの可能性を考えて下さい。
震えるような寒気を自覚、またはそういった症状の方がいたらすぐに受診するようにしてください。
あなたや身の回りの人に感染するのはあっという間です。
インフルエンザ検査は主に2つの方法

インフルエンザにかかっているかどうかを判断するためには、症状の原因がインフルエンザウィルスであることを調べる必要があります。
ウィルスに感染しているかどうかを調べる方法としては
- インフルエンザウィルスがいるかどうかを調べる
- 体内にインフルエンザウィルスに対する抗体ができているかを調べる
という2つの方法がありますが、前者がほぼすべての医療機関で行われています。
『迅速診断法』という方法が開発され、10分以内で結果を知ることができるようになりました。
この診断は、「迅速診断キット」と呼ばれる検査器具を使用して、鼻からの拭い液(検体)をとって、ウィルスを調べます。
少し痛い経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、10分以内で結果を得られるのですが、発症直後の12時間以内の場合は、体内のウィルス量が少なく、陰性と判定されることもあります。
そのため、陰性と判定された場合でも周囲のインフルエンザの流行状況をふまえて、発症翌日に再検査をして確認することもあります。
結局、インフルエンザワクチンを打つか打たないかは自己責任?

実は、インフルエンザの『型』は毎年異なるため、厚生労働省は流行する型を予測してワクチンを準備しています。
予測が当たるかどうかは、シーズンにならないと分からないのが現状です。
つまり、インフルエンザワクチンを打つかどうかはある意味、賭けのようなものなんですよ。
また、インフルエンザウイルスはどんどん性質を変えていくため、効果が出るかどうかはますます疑わしくなります。
さらに新型インフルエンザの場合、ワクチンを急遽用意しなくてはならないことから、安全性テストが不十分なまま接種が行われることもあるらしんです。
ワクチン効果への疑問は今に始まったことではありません。
1987年、群馬県前橋市医師会による疫学調査において、『効果には疑問がある』という報告が行われていました。
それが発端となり、7年後の1994年、それまで学校で行われていたインフルエンザワクチンの集団接種が、全国的に中止されたのです。
世の中には、ワクチンを接種したのにインフルエンザにかかる人もいれば、打たなくても発症しない人もいます。
発症するかしないかは、接種の有無以前に別の要因によるところが大きいのです。
それは各自が持つ免疫力。
高い免疫力があればウイルスに打ち勝つ可能性があり、免疫力が低下しているとウイルスに負けてしまいます。
従って、インフルエンザに対抗するためには、まず環境や生活習慣、食生活などを改善し、免疫力をアップすることが重要になるでしょう。
ワクチンの効果は、人によって異なるだけでなく、心身の状態やタイミングにも左右されます。
『打たないと不安になる』ということであれば、接種したほうが良いです。
しかし、そうでない場合は『副作用が懸念される異物をわざわざ体内に取り込む必要はない』ということになりますよね。
自分の体は自分のもの。ワクチンを受けるも受けないも自己責任ということです。
まず、今の自分の体と心の状態はどうなのかを見極めてください。
ワクチン接種には、常に慎重な判断が求められるのです。
インフルエンザにかかったら!やっておくべき5つの対策

もし、あなたがワクチンの予防接種や日頃の予防・対策をしてきたにも関わらず、インフルエンザンに罹ってしまったのであれば以下の『発症中の5つの対策』をぜひ実践してみてください。
急にインフルエンザになってしまった方も参考になりますので、必ず実践してくださいね!
- かかりつけ医師の指示にしたがった治療を受ける
- 安静にして休養をとる。特に十分な睡眠を
- 水分を十分にとる。お茶やスープ等も可
- 咳やくしゃみによって、周囲に二次感染させないために不織布製マスクを着用する
- 人混みや繁華街への外出を控える。職場や学校に無理して行かない
※小児の場合、急に走りだす・部屋から飛び出そうとする・ウロウロと歩きまわるなどの異常行動を起こす可能性があります。
ですので自宅療養の場合、少なくとも発症から2日間、できれば解熱するまではお子さんが1人きりにならないように配慮してください。
インフルエンザに罹ってしまった!その後の復帰の目安は?
一般的には、インフルエンザ発症前日から、発熱して5日間は、鼻やのどからウィルスを排出するといわれているため、その期間は外出を控える必要があります。
いわゆる『排菌』ということですね。
学校保健安全法では『発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで』をインフルエンザによる出席停止期間としています。
ただし、病状により学校医その他の医師が『感染のおそれがない』と認めたときは、この限りではありません。
【治療】インフルエンザ主な4つの治療薬

厚労省のインフルエンザ総合対策情報によると、2015年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は
- タミフルが約700万人分
- リレンザが約390万人分
- ラピアクターが約75万人分
- イナビルが約700万人分
とのことです。
抗インフルエンザ薬の効果は、症状がではじめてからの時間や病状によって異なるため、使用する、しないは、かかりつけの医師の指示にしたがってください。
この薬は、発症から48時間以内の早期に服用すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからのウィルス排出量も減ります。
2日以降に服用すると十分な効果は期待できないため、効果的な使用のためには
- 用法
- 用量
- 期間
を守ることが大切です。
感染症学会の提言によると、病院や特に高齢者施設では、インフルエンザの流行が大きいため
- タミフル
- リレンザ
- イナビル
を状況に応じて予防的に投与することが推奨されています。
まとめ

あなたはインフルエンザに対する予防や対策をしていますか?
あなたやあなたの大切な人の健康を守るためにも、ぜひここにある方法を実践してみてください。
そして、あなたの知識として必ず持っていておくことをおすすめします。
健康第一です。
インフルエンザにかからないようにするには
- ワクチンを接種
- 手洗い
- うがい
- マスクを着用する
といった4つの予防対策が一番ともいわれています。
私はそれ以外に、家に帰ったらまずシャワーを浴びるなどお風呂に入ってしまいますね♪
そして、手洗いうがいをするときに『顔』も一緒に洗って『鼻をかむ』ということもしています。
これは毎回できない人もいるとは思いますが、私はこれで毎年休むことなく健康に過ごせています!
しかしそれでも、どうしてもかかってしまうのがインフルエンザの感染力の強さです。
風邪と間違わないように
- 38度を超える急激な発熱
- 強い倦怠感
- 寒気
などの症状があるときには、インフルエンザの可能性を考えてみましょう。
検査で陽性だった場合、発症から48時間以内に適切な抗インフルエンザ薬を服用すると、早期に回復が見込まれます。
生活の中で小まめにうがい、手洗いなどの励行をしていれば、あの怖いインフルエンザ予防になるでしょうね。何十年か前にインフルエンザにかかったことがありますが大変でした。