ポーチドエッグとは、フランスの卵料理です。
ゆでたまごに比べて、圧倒的に調理時間が短縮できて、レシピもとても簡単に出来ます。
いつもの料理に合わせたらお洒落な感じになりますね。
今回は『失敗しないポーチドエッグの簡単なレシピ』を紹介します。
お好きなところからどうぞ
ポーチドエッグは卵の理想の調理方法!?

卵に含まれているビタミンの破壊を最小限にする為には『加熱を最小限に』しなくてはなりません。
一方、卵白にはビオチンの吸収を阻害させるアビジンという物質が含まれています。
アビジンだけを壊して他の栄養素を守ることができれば理想的ですね。
かつ80℃程でアビジンは破壊され、同時に卵白は固まるという性質があります。
つまり白身の温度は80℃程度、卵黄の温度は固まる寸前の60℃程度、という状態を作り出せればよいことになります。
それを簡単に、かつ完璧に成し遂げるには、『ポーチドエッグがベスト』なんです。
ポーチドエッグは、栄養素や卵自体の微妙な味がそのまま保たれています。
そのため、余分な調味料を必要とせず、スクランブルエッグのように塩を振る必要がなく健康にもいいです。
【簡単レシピ】ポーチドエッグの作り方

出典:http://news.cookpad.com/articles/3249
材料
- 卵 1個
- ワインビネガー(お酢でも良い) 30cc
- 塩 少々
- 鍋(出来れば深め)
- お玉
作り方
- 卵は直接鍋に割り入れるのではなく、
あらかじめ、おたまや小皿などに割り入れておきましょう。 - お湯を沸騰させ、卵以外の材料を入れます。
- 沸騰したら、ぐらぐらしない程度の超弱火にし、
ワインビネガー(お酢)を入れ、塩を少々入れます。 - 卵を静かに入れます。
- お箸でぐるぐるかき回し、お湯に渦を作ったら、
渦の真ん中に卵を優しく静かに落とします。 - 慣れてくると渦を作らなくてもお玉でまとめるだけで作れるようになります。
お玉で卵をすくってぬるま湯に入れます。 - 2,3分したら優しく卵をすくってお好みの硬さか確認し、
お玉ですくってぬるま湯に入れます。 - 優しく洗うようにして、酸っぱさなどの余分な風味を落としたら、
ポーチドエッグの出来上がりです。
ポーチドエッグを冷やして食べる場合は、氷水に入れて洗ってくださいね。
失敗しないポーチドエッグの作り方

- お鍋のお湯で渦をつくるように、ぐるぐる回してから卵を入れます。
- お鍋の中でお湯に『渦を作る』と、丸くキレイにまとまるようになります。
- 湯量に対して3%のワインビネガー、または酢を入れましょう。
- 卵が茹で上がったら、『ぬるま湯』につけます。
- ワインビネガーや酢を洗い流し、余分な風味を落として完成です。
ポーチドエッグが上手く出来ない!そんな時は?
ポーチドエッグを連続で作ると失敗します。
基本的に『ポーチドエッグを作る時は、1個ずつ』作りましょう。
ポーチドエッグを1個作ってから2個目を作る場合は、お湯の温度が下がっているので、一度沸騰させてから再度弱火にして作るようにすると失敗しません。
とろ~~り♪ハムとポーチドエッグのトースト レシピ

材料
- 食パン 1枚
- 玉子 1個
- バター 適量
- 厚切りハム 1枚
- トマトケチャップ 適量
- 生野菜 お好みで
作り方
- 食パンをトーストしてバターを塗ります。
- ハムをボイルして、酢を入れた湯に玉子をそっと入れてポーチドエッグを作ります。
- 食パンに、ハム、ポーチドエッグをのせてトマトケチャップをかけて出来上がりです。生野菜を添えても良いですね。
【簡単レシピ】具だくさんミネストローネ*ポーチドエッグのっけ
出典:Conobie
材料
- ベーコン 2枚
- じゃがいも 1個
- にんじん 1/2本
- たまねぎ 小1個
- キャベツ 1枚
- にんにく ひとかけ
- パセリ 適量
- トマトの水煮缶 1缶
- 顆粒コンソメ 小さじ2
- 塩・こしょう 各少々
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 500cc
- 卵 4個
- 酢 50cc
- 塩 小さじ1
作り方
- 小鍋に卵がかぶる位の湯を沸かし、塩、酢を入れて弱火にし、箸でかき混ぜて対流を作ります。カップに割り入れた卵を静かに落とします。弱火で2分茹で穴あきお玉ですくって氷水に入れ、キッチンペーパーの上で水気を切ります。残りの3つも同じように作ります。
- 野菜とベーコンは1cm角に切ります。にんにくはみじん切りにします。パセリはみじん切りにします。
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを弱火で熱し、香りが出てきたらベーコン、野菜を加え弱火で、じっくり炒めます。野菜が少ししんなりしてきたら火を止めて、鍋にふたをして余熱で野菜に火を通します。
- 水、コンソメ、トマト水煮缶、雑穀を加え弱火で、雑穀が柔らかくなるまで煮ます。塩コショウで味を調えます。
- 器に盛り付け、ポーチドエッグを乗せて、パセリをかけて完成です。
まとめ

今回は失敗しない『ポーチドエッグの作り方』を紹介しました。
ポーチドエッグは卵に含まれるビタミンを壊さない最適な調理方法だったんですね。
ポーチドエッグを使ったアレンジレシピをご紹介しました。
是非、作ってみて下さいね。
ポーチドエッグの作り方を見ましたが、難しそうですね。上手に作れるか自信が無いですが、時間を見つけて作れたら美味しそうですね。
ポーチにたまごの黄身が入っている状態を文字ってポーチドエッグとなったようですね。見た目が美味しそうです。作り方を見て挑戦したいです。