妊娠してから何ヶ月も自分のやりたいことや食べたいもの、飲みたいものをひたすら我慢して、何よりも最優先で大切に大切に育んできた命。
新しい命からのメッセージ『胎動』を初めて感じると、喜びと感動で涙が溢れる妊婦さんもいるほどらしいです。
これは、妊産婦さんにしか体験できない神秘的な経験ですね。
そして十月十日後に迎える陣痛と出産。。。
特に初産の妊産婦さんはそうだと思いますが、陣痛の始まりは予測するのが難しく、ドキドキしている妊婦さんが多いのではないでしょうか?
陣痛が始まる直前には赤ちゃんの胎動に変化はあるんですか!?
胎動はずっとあるの?胎動は激しくなるのかしら?それとも穏やかになるかしら?
私の赤ちゃんは元気かしら?
大丈夫、あなたでもできる簡単なチェック方法があるんです!
そんなあなたの不安を少しでも取り除いてあげたい!
先輩の妊産婦さんの実体験や自分でできるチェック方法も含めて、陣痛が始まる直前の胎動についてまとめてみました!
お好きなところからどうぞ
胎動って何?

胎動はおなかの中の赤ちゃんとママがコミュニケーションを取ることができる唯一の手段です。
実はママが胎動を認識する何週間も前から、赤ちゃんは小さいながら動きを始めています。
具体的には、妊娠8週頃に胎児の脳や筋肉、神経系統は発達し、体や手足が自発的に動くようになるのです。
ただ、胎児の手足はまだ小さく、子宮壁に当たることはないので、胎動を感じることはありません。
赤ちゃんが、おなかの中で育っていく事によって、おなかの皮膚を通じて胎動を感じれるようになります。
ママの腸や膀胱をおもちゃにしていじって遊んでる時もあるらしいですよ?笑っちゃいますね!!
胎動の感じ方には個人差があり、『お腹が何だかゴロゴロする…』と感じるだけで、それを胎動だと認識できないこともあります。
『胎動の減少=お産の兆候』はホント?
【胎動の減少】はお産の兆候という説は間違いなのでしょうか?
いいえ、間違いではありません。おおむね、この傾向にあります。
但し、妊娠・出産は全期間を通して非常に個人差が大きいものです。
おなかの中の赤ちゃんの成長や健康状態が正常であっても、元々胎動が穏やかな子も居ますし、
逆に、『女の子なのにこんなに活発に動くけど大丈夫なの?』と思うほど胎動が激しい赤ちゃんがいるなど、
お産がまだまだ先の場合も個人差が大きいように、臨月に入ってからの胎動にも非常に個人差があります。
『お産が近い』と言われてからも胎動が激しいといった方も居ますし、陣痛が始まってからも動き回っていたという方もいらっしゃるようです。
つまりは、お産の兆候と言われる【胎動の減少】は、『いくつかある兆候のうちのひとつであり、全ての人に当てはまるということではない』と言うことになります。
胎動は臨月に入っても感じますし、出産直前の陣痛中にも胎動を感じる方もいて、
本当に個人差が大きいものです。
胎動を感じたら、おなかの赤ちゃんに『元気だね』などと声をかけてあげたり、おなかを撫でてあげたりして、
応えてあげるのも妊娠中の楽しみの一つですね。
どうしても気になるあなた、妊婦健診時にお医者さんに相談してみましょう。
超音波検査で赤ちゃんの元気な姿を見る事ができますよ!!
【体験談】他のママはどうだったの?~陣痛直前の胎動~

出典:https://www.google.co.jp
妊産婦さんは、妊娠・出産関連の本は必ず一冊は買いますよね。
て言うか、、黙ってても買ってくるのは旦那さんですよね。
実は、私もそうでした。妻から妊娠を聞かされた時、、、、 翌日、即効で本を買いに行きましたよ。汗
一般的に、妊娠・出産関連の本には、
『臨月に入り、出産が近づくと赤ちゃんの胎動が少なくなる。』 と書かれていますよね。
では、実際に出産を経験した先輩のママさんは、どうだったのでしょうね!?
いくつかご紹介します。
『産み月に入ると胎動がなくなると聞いていましたが、うちの子は分娩台の上でも暴れていて、
暴れながら産まれてきました。』
『前駆陣痛の時点では、そこまで落ち着いてる気配はなかったと思います。今まで通りボコボコ動いてたので、
陣痛なのか疑ってました。』
『1人目の時は減り、2人目は陣痛中もしっかり動いていました。』
『いつも足をバタバタさせていた位置に手を当てても、足のような感触を感じることができず、
元気がないんじゃないかととても不安な気持ちになったことを覚えています。
陣痛が始まったのは、その12時間ほど後のことでした。』
このように、陣痛の始まる直前の胎動については、個人差がすごく大きいことが分かりますよね!
妊娠・出産関連の本書かれていることは、『臨月に入り、出産が近づくと赤ちゃんの胎動が少なくなる。』ですが、実際には、
『臨月に入り、出産が近づくと赤ちゃんの胎動が少なくなることもある。』と、考えたほうがいいですよ!
私の妻の場合ですが、1人目を妊娠した時、胎動が減る所か、お腹の中で元気よくキックしてましたよ!
臨月近くになると、だんだんと妻のお腹が下がってきて、胎動もゆっくりになってきましたね。
いかにも動きにくそうでしたよ。
『せまい!』って赤ちゃんが苦情言ってるようでした。汗
2人目の妊娠の時は、最初から、控え目の胎動でしたっけ。
母体のママさんに気を使うように、『ちょん、ちょん』って感じの胎動でしたね。
『もうちょっと、遠慮せず蹴っていいんだよ。』っておなかをさすりながら妻が言ってましたよ。汗
私の二人の我が子の場合、共通的に、臨月近くになると胎動は減っていきましたね。
知人の奥さんの場合は、逆に出産間際でも胎動があったと聞いてます。いろいろありますね。
胎動が激しい場合ってどうなの?

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陣痛の合間でさえも赤ちゃんが活発に動いて、お母さんが痛くて仕方がなかったというケースも多くあるようです。
赤ちゃんは、産まれる瞬間まで動き続けているのが正常で、どこかが悪いのではなく、
むしろ元気な証拠ともいえるようなので、特に問題はなさそうです。
陣痛が起こると胎動が減少するとも言われていますが、陣痛中に激しい胎動があったまま、
出産にまで至った人もいるそうなので安心してくださいね。
そうは言っても、こんなに動いていて本当に大丈夫なの!?とつい思っちゃいますよね。
多くの出産に立ち会った助産師さんも曰く、『胎動は生まれてくるまである』そうです。
いつも元気に動いているようならば、あまり心配はないそうですよ。ご安心を!
胎動が少なくても大丈夫?

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臨月に入り、赤ちゃんの胎動が少なくなった場合は、ちょっと心配ですよね!
赤ちゃんも体がめいいっぱい大きく成長したために、それまで過ごしてきたお腹の中が、
とても窮屈に感じられるようになっています。
さらにお産のときに近づくほど、赤ちゃんは体を小さく丸めて骨盤のところまで降下し、固定されてくるので、だんだん胎動が弱くなっていくようにお母さんには感じられます。
でも、胎動が弱くなっても、必ずしも赤ちゃんが弱っているというわけでもないので、不安になり過ぎることはありません。
ただし、半日ほど全く胎動がない場合や、普段と違って急に胎動がしなくなった場合は、赤ちゃんに何らかのトラブルが起きている可能性もあります。
すぐ産婦人科を受診されることをおすすめします。
胎動チェックの方法おすすめ2選

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もうひとつ大事な事は、日頃から、おなかの赤ちゃんとあなた自身の体の状態を、常に自分で確認しておく事です。
簡単な胎動の自己チェック方法して『胎動カウント』があります。
『でもやっぱり激しすぎて心配!』、『たまに痛いくらいの胎動の後あんまり動いていない気がする…』という方には、特におすすめします。
今は積極的に取り入れている産婦人科も多いので知っている人もいるとは思いますが、今一度やり方をおさらいしておきましょうね!
胎動カウント(10カウント)の方法5step
- 安静にしてお腹の赤ちゃんが動き出すのを待ちます。
- 安静にして最初に胎動を感じた時間をメモしておきます。
- 赤ちゃんの胎動の回数を数え、10回に達した時間をメモします。
- メモから10回動くのにかかった時間を割り出します。
- 目安はおおよそ20分程度です。1時間以上かかった場合にはもう一度カウントしてみましょう。
カウントの数え方
カウントの仕方は、例えば『ボボン!』と両足で2回連続して蹴られても、
『グイーングリグリ…』と回転しながら数秒こぶしをねじこまれても【1回】とカウントします。
『ドスッ…ドスドス!』と、1回目から2回目までに少し間隔が空いていたら、【2回】とカウントしても大丈夫です。
この場合だと合計4回蹴られていますが、カウント的には【2回】ということになります。
臨月の赤ちゃんは、10回胎動するのに大体20 ~30 分かかります。
もし、胎動を1時間に10回感じることができなければ、あともう1時間試してみてください。
それでも、胎動が10回に満たない時は、赤ちゃんに、何か異常がある可能性があります。
産婦人科に連絡して、診察してもらいましょう。
胎動が少なくなる原因は、下記の2通りがあります!
・陣痛が始まる兆候
・赤ちゃんに何か異常があるかもしれない兆候
特に、急に胎動が少なくなったと感じるようならば、遠慮することなく、
すぐに産婦人科で診察を受けるようにしたいですね!
まとめ

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繰り返すようですが、陣痛が始まる直前の胎動の感じ方は、人によってそれぞれ違います。
『胎動が激しいからまだ陣痛は始まらない。』とか、『胎動が少なくなったからもうすぐ陣痛が来る。』とかは、
本当に、一概には言いきれないですよね。
大事なのは、いつも胎動を気にかけておくことです!
妊娠後に初めて胎動を感じた時から、胎動チェックである胎動カウントをしておく事もお勧めでしょう。
赤ちゃんからの唯一のサインである胎動です。
胎動チェックで胎動の変化や自身の体の変化に気を配ってくださいね。
ご近所の先輩ママさんと、お友達になって体験やアドバイスを聞くのもいいでしょう。
いつもと違う胎動を感じたときには、すぐに産婦人科に電話したり受診してくださいね。
本当にすぐに対応できるかどうかが重要ですよ!
医療が進んだ現在とはいえ、出産は、ママと赤ちゃんの力にゆだねられる部分がとても大きいようです!
旦那さんも、大事な奥さんとおなかの赤ちゃんを守るためにも、日頃から胎動に気をつけましょうね!
胎動チェックはお母さんにとっても赤ちゃんにとっても大切なことなんですね☆勉強になりました。
コメントありがとうございます!
そうなんです!
どちらの健康も守っていかなければ、お母さんも赤ちゃんも具合が悪くなります。
健康な赤ちゃん誕生のためにも、日々の健康的な生活や知識を心がけていきましょう!
よくテレビなどのメディアで赤ちゃんが母親のおなかの中を動くシーンが表現されていますが、胎動というのですね。痛くないのかな!?